起きなければならない時間に起きられない、布団から出ることさえままならない、そもそもやる気が出ない......今日は会社を休んでTVの前でボーッとしていたい。そんな五月病みたいな気持ちになっていないでしょうか?
自分のタイミングで仕事を後回しにできれば良いが、そんな都合のいい話なんてどこにもありません。結局は自分を奮い立たせて、起き上がり、顔を洗って着替え、定時には出社しなければならないのです。
そんなモチベーションが上がらない日の対策として、ジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマスの30歳男性2人組「ザ・ミニマリスト」がある3つの提案をしています。
「ザ・ミニマリスト」とは、都会で暮らしながら、消費や物欲の生き方に別れを告げ、より充足した人生に変えていくための「小さなきっかけ」と「ちょっとした見方の変え方」のヒントを紹介するアメリカの2人組。
そんな彼らが提案する方法は3つ。
■説明責任パートナーを持つ
彼らはよく2人で運動をすることがあるようです。実はそういうパートナーがいることが大切で、参加するという必要性が出てきますし、何よりも毎回少しだけ余分に頑張ることができるのです。もちろん運動をするだけがパートナーではありません。電話やメールでも良いですし、会ってお茶をするだけでも良いでしょう。そういう人物がいることで、1日が大きく変わるのです。
■最初の一歩を踏み出す
退屈な作業や日常的な作業はなかなか気乗りしないもの。でも、ここも最初の一歩を踏み出しさえすれば、勢いがついて最後までできてしまうという経験をしたことはないでしょうか。いざ、最初の一歩を踏み出すだけで、あとは流れにのってできてしまうのです。大切なのは「最初の一歩」。
■身体的な状況を変える
どうしてもやる気が出ないとき、彼らは"あえて身体に思い切った変化を与える"とのこと。例えば、散歩に出ることや、クレイジーな人のようにジャンプしたり(本気で)、腕立て伏せをするとか、呼吸の仕方を変えてみる(意識して深い呼吸をする)とか、30秒全力でダッシュするとか、その方法は様々。ポイントは身体に変化を与えることなのです。
彼らが言いたいことに共通しているのは、「モーションがエモーションを呼び出してくれる」ということ。まず、身体を動かすことが、ダラダラしたい気分を解消してくれます。ジャンプとか30秒全力ダッシュとか、ウソだと思ってお試しあれ。
【書籍データ】
・『minimalism ~30歳からはじめるミニマル・ライフ』ジョシュア・フィールズ・ミルバーン 、ライアン・ニコデマス 著 フィルムアート
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