女性の世界は男性のソレよりも複雑。そんなことは社会人経験が十分でなくても、何となく皮膚感覚でわかるものです。そんな女性の世界を少し覗いてみましょう。
今回は、"美人力"とは何かと説明した、書籍『大人の女子力シリーズ 美人力「また会いたい」と思われる女になろう。』を参考に、女性はどのような内容の書籍を参考にし、美しく見えるために努力しているのかを紹介したいと思います。
美人力のない人は、プレゼントをもらった時に決まって同じ言葉を口にします。それは、「すごい。ありがとう」。例えば、ヴィトンの限定バッグをもらった時、あなたなら何て言いますか？
同書ではこの言葉を分析しており、「すごい」はモノに対する評価になり、「ありがとう」は礼儀になると説明します。プレゼントをした方からすると、少々つまらないリアクションですね。
一方、美人力のある女性は、100均で見つけたものに対しても、「うれしい」と言うそうです。この「うれしい」という言葉は評価や礼儀ではなく、「自分の気持ち」の表れ。
「100均で見つけたモノに『すごい』はありません。月並みな『ありがとう』は関係性を断ち切る言葉です。『ありがとう』と言ったからね。私とあなたの関係はこれでチャラですよと、関係性を整理しているのです」（『大人の女子力シリーズ 美人力「また会いたい」と思われる女になろう。』より）
女性の世界では、モノに対して「すごい」と言うよりも、素直に「うれしい」というリアクションができる方が、美人力の高い女性となり、同書でもそれを推奨しています。確かに、プレゼントする男性としても、モノに対する「すごい」よりも、自分の行為に対して感謝される「うれしい」の方が、満足度が高いもの。
ですので、「うれしい」と行為に対してきちんと反応してくれる女性は、「美人力が高い」と覚えておきましょう。
もし、あなたが女性にプレゼントした時、「すごい。ありがとう」と言うか、「うれしい」と言うかで、その人の美人度を計ることができます。とはいえ、それも書籍通りに答えているだけかもしれません。それほど、女性たちは美人力向上のために、熱心に勉強をしているのです。
彼女が本当に喜んでいるか否か、そこは、やはり直感で見抜くしかありませんね。
【書籍データ】
・『大人の女子力シリーズ 美人力「また会いたい」と思われる女になろう。』中谷彰宏著 学研パブリッシング
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