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一部の読者・関係者さまの間で大好評になりました、AOLニュース編集部がお届けする【男をアゲたい!インタビュー】シリーズ。今宵のゲストは、『アメイジング・スパイダーマン2』のマーク・ウェブ監督。我らボンクラ男子向けの鑑賞ポイントを教示するとともに、「スパイダーマンになるかエレクトロになるか、アナタ次第です!」と人差し指を突き出した。


女っ気がないボンクラ男子にとって、『アメイジング・スパイダーマン2』の恋愛要素は正直ニガテ! リア充全開の主演カップルの恋のドラマに感情移入はしにくいが、アクション面はお任せだ! NYPDのパトカー大量破壊スペクタクルの図に興奮したと言うと、「84台壊したよ(笑)」とややドヤ顔に。そう、実は今回の『アメイジング・スパイダーマン2』はパトカーがムチャクチャ壊れる展開で、男子が観たいアクション映像のオンパレードだ。

「ただ、すべては廃車になったわけじゃないよ。修理してまた壊して、リサイクルした。でも、たくさん壊したなあ(笑)」とウェブ監督。パトカー破壊映画史上、最高台数を記録する可能性もあるが、「いや、『ブルース・ブラザーズ』(80)のほうが若干、上回っているかなと。うーん、でももしかすると、コッチが勝ったかもね(笑)」。では、パート3で160台壊せば、確実に1位になりますよ! 「ああ、いいアイデアだね!(笑) 壊すかな(笑)」



破壊を約束したウェブ監督、オレたちボンクラ男子に、「多くの場合、自分で恥ずかしいと思っていることが、強力な武器であることが少なくない」と意味深なメッセージを投げるが、具体的にはこういうことだそうだ。「羞恥心や自分には価値がないと思っていると、二種類の結果にいたる。一個は英雄になるか、もう一個は破滅への道。どちらへ行くかは、アナタ次第です!」。これすなわち、英雄=スパイダーマン、破滅=エレクトロのこと。でも、読者はエレクトロの哀しい境遇を観たら、"あれおれだ!" って、絶対思いますよ!

ウェブ監督は、「エレクトロじゃなくて、その前のマックスだろう(笑)」と細かい指摘をした上で、「それももちろんだが、ピーターに着目して(笑)」と正しく僕たちを導く。「彼も親に捨てられてとか哀しい過去があるが、彼は違う選択肢を選び、今がある。エレクトロに共感することはいいが、彼の選択は間違っているわけ。これがメッセージだよ(笑)」。

『アメイジング・スパイダーマン2』は大ヒット公開中

【参照リンク】
・『アメイジング・スパイダーマン2』公式サイト
http://www.amazing-spiderman.jp/site/ 

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