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米プロレス団体ワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)が重病を抱えた8歳の男の子に感動の対応をしたと、世界中で涙を誘っている。


コナー・ミハレク君は、自ら「コナー・ザ・クラッシャー」(意訳:破壊屋コナー)とリングネームをつけるほどのプロレス大好き少年。だが彼の身体は病に蝕まれており、プロレスを楽しむにはあまりに僅かな時間しか残されていなかった。

これを知ったWWE側はコナー君を<レッスルマニア>に招待し、スター選手たちと触れ合う機会を設けることに。映像では、「僕はコナー・ザ・クラッシャーだよ」と自己紹介する様子や、ヒールレスラーのトリプル・Hと戦う様子を見ることができる。さらに、スーパースター、ダニエル・ブライアンから「俺たちを倒せるか?」と聞かれ、「もちろん」と即答するお茶目な場面も。可愛らしさと正直さが魅力の男の子だった。

リング上で「コナー!」コールを浴びた彼はトリプル・Hにパンチをお見舞いし、自分の何倍もある相手にフォール勝ちした。その後、リングでの戦いを終えたダニエルは真っ先に彼のもとに駆け寄り、「コナー、僕にとって君の存在はとても大きいんだ。僕にたくさんの強さをくれた。これからも闘い続けてくれ」と激励した。

レスラーの1人は、「ヒールもスターレスラーも皆、コナーに心を動かされていた」と振り返る。コナー君の父親も「最高の瞬間だった。レッスルマニアの間は、コナーが病気だってことを忘れていられた」と涙ながらに語っている。

【動画】https://www.youtube.com/watch?v=9RAhxhIHdpM


コナー君に捧げられた動画は、公開から1週間あまりで190万もの再生回数を記録。ツイッターのハッシュタグConnorTheCrusherでは

「レスリングのファンでもそうでない人でも、この動画は見るべき」
「号泣しちまった...」
「天国で幸せでありますように」
「コナー君は僕にとって天使であり、ヒーローでもある。パワーをもらったよ」
「俺は普段、涙を見せないんだけど...」
「君のことは忘れないよ」

など、コナー君への思いや映像を推薦する声が寄せられている。世界一小さなプロレス・マニアの存在は、永遠にWWEのレスラーたち、そしてファンの心に残り続けることだろう。

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