ブックメーカーの優勝国オッズ発表はワードカップ直前の恒例行事!......というわけではないけれど、どの国が力を持っているかを知るのに、ある程度の参考にはなる。日本は100〜150倍のオッズがつけられているから、競馬でいえば"万馬券"といったところ。「ヨーロッパの奴ら、日本人がサッカー下手だと思ってナメてやがるな」と思ってしまうが、そんななかで日本企業の花王が、下馬評を覆しかねない面白い「ある傾向」を発見したらしい!?
花王が見つけた傾向というのは、「サッカー強豪国はスペースへの意識が高い=歯磨き意識の高い国はすき間への意識が高い」という共通点。「サッカーと自社製品を無理矢理くっつけてるだけじゃないですか!」と思ってしまうが......。
リサーチ結果を見てみると、たとえば今回のワールドカップ開催国で"サッカー王国"でもあるブラジルは、世界の歯科医の20%が集まる"歯科大国"でもあるそう。また、前回大会優勝国のスペインは、3Dプリンターで製作される歯ブラシ「ブリジデント」の開発国でもあることから、「歯磨きでもサッカーでも次世代のスター発掘にも余念がなく、世界トップレベルの強さを約束する要因となっている。新戦力の台頭が勝利を決定づけるだろう」と分析している。......って、やっぱりこじつけっぽいけど。
もっと見てみると、ドイツのデンタルケアは「予防よりも治療を」をスローガンに掲げ、国が一丸となって予防に力を入れている。それを前提にサッカーでも「10年以上もの時間をかけて取り組んできた 制度改革が実を結び、現在は世界屈指の強豪国として復権を果たしている」、「歯磨きにおいても、 サッカーにおいても国が一丸となった総合力こそがドイツの最大の強みと言えるのだ」。そして"カテナチオ"のイタリアは、「1000人あたりの歯医者の人数が3.80人とトップレベルにあり、その歯磨きの組織的な取り組みが『カテナチオ』に通ずる部分を感じる」といった分析。......もう、ここまで頑張って関連づけられると「お、おう......」としか言えない。
では、日本が勝つためにはどうすればいいの? という話に戻ってみると......。
日本の1000人当たりの歯科医の数は2.4人。この数字は、グループリーグでの相手国となるコロンビア、ギリシャ、コートジボワール、そして日本を加えた4ヶ国の中では2位と決して低い数字ではない。ところが、日本人の歯は昭和62年から平成23年の24年間で約5億本増加しており、その分、歯と歯、歯と歯ぐきのすき間も広がっているといわれている。
そして、現代サッカーでも、攻撃のときは相手のスペースをうまくついてゴールまでのボール運びを行い、逆に守備のときには相手が攻撃できるスペースを与えない。つまり、花王が言いたいのは「相手にスキを見せないことで、日本代表が勝つチャンスは生まれる!」ということのようだ。そして、新発売の『クリアクリーンEX』の特徴に関連づけて「歯磨きは"顆粒(カリュー)"! サッカーは"武流(ブリュー=ブルー)"!」と結論づけている......! もう、なんだかすごい感じだ。
とはいえ、ワールドカップ本大会に出場するのは、どこも厳しい予選を勝ち抜いた強豪国。花王のリサーチ結果を参考に、日本代表にはスキを見せない戦いを期待したい。
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