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昨夏のAKB48卒業後、女優としての道を歩み始めた秋元才加が、初めて本格的な映画作品に身を投じた記念作が、『奴隷区 僕と23人の奴隷』。人気サスペンススリラーを原作に、勝者は主人、敗者は奴隷になる異常なサバイバル・ゲームが妥当する世界で、刺激的なシーンにも挑戦した。将来は「コメディエンヌを目指す」という彼女に、女優業の話を聞く。


公開前のニュースで秋元演じる荒川エイアが床を舐めるシーンが話題を集めたが、劇中で笑顔を封印した彼女は、ちょっと前までトップアイドルだった姿が想像しえないほど、大胆な表現の数々にチャレンジ。異常なゲームで人生が狂う女の子を圧倒的な存在感で演じ上げたが、「わたし迫力顔なので。ちょっとしたことで、人の3倍くらい迫力が出ちゃって(笑)」と謙遜して語る。「でも、演技をする上で、これが自分の弱点だと知りました。映画ではなるべく何もしないことも重要で、緊張しました。本郷奏多君との何気ないシーンでの相手との距離感の表現とか、繊細なサジ加減が必要。本当に、勉強になりましたね」。



『奴隷区 僕と23人の奴隷』の撮影を経て、三谷幸喜作・演出の舞台「国民の映画」や、主演映画『マンゴーと赤い車椅子』(14年秋公開)、『牙狼<GARO>』シリーズ最新作では、アクションも披露するなど目下、女優としての幅は拡大中だ。しかし本人は、「まだ実感はないですね」と"女優"と呼ばれることに、不慣れを感じているという。「いまは、いろいろな出会いをさせていただいて、三谷さんなどはアドバイスもいただいて。すごく勉強になっているので、自分を見つめ直す時期じゃないかな」。その一方、『コドモ警察』(13)などの福田雄一監督作品などコメディーのジャンルに惹かれるそうで、「コメディエンヌって、いいですよね(笑)。そうなれれば、飛び上がるほどうれしい。いま、AKB48を卒業して女優に専念しますと言っていても、バラエティー番組でコント的なことをするなどの表現の場はなくなったので、そういう機会に恵まれたらいいなあと思っています」と目を輝かす。

その第一歩となる、『奴隷区 僕と23人の奴隷』。「秋元でよかったと思ってくれれば、合格ですかね~(笑)」と、最後にメッセージを投げる。「そもそものビジュアルや細かい設定が違うことが多いので、原作のファンの皆さんが許すと思ってくれれば。そこが目標ではありました」。秋元の女優業への熱意と覚悟を感じる意欲作。ファンならずとも大注目だ。



映画『奴隷区 僕と23人の奴隷』は、2014年6月28日(土)より、全国ロードショー!

【参照リンク】
・『奴隷区 僕と23人の奴隷』公式サイト
http://minions.jp/

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