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Filed under: 国内, 暮らし・車
最近ワイドショーなどをはじめ、マスコミでも取り上げられることが増えているせいか、注目のキーワードとして注目されている「道路族」。その言葉の響きだけで考えれば、かつては政府主導による道路事業と、それを巡る利権にぶらさがる、いわゆる「族議員」の名称として、報道されていたこの言葉、21世紀に入って久しい現在では、別の意味として用いられている。
実はこの「道路族」、結論から言ってしまえば、公園や自宅の庭などではなく、市街地の道路上で子供を遊ばせてしまう親と、その子供たちのこと。
彼らは道路を公園のように使い、それこそ鬼ごっこからキャッチボール、さらには車道でベタ座りしてのおままごとまで平然とやってしまうという。たしかに、昔の子供たちも道路遊びはしてはいたが、その時代と今とでは交通事情も大きく様変わり。かなり危険な行為であることは言うまでもない。
関係者によると、こうした「道路族」が原因となっていると思しき交通事故は、年々増加の一途を辿っているという。大切な子供たちの命を守るという意味で、また、善良なるドライバーたちが、そうした事故を引き起こしてしまわないように、彼らには、一刻も早く、自省して頂きたいものである。
文・島田克彦
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