4月からの増税に対するフォローとして、政府が給付することを決定した「臨時福祉給付金」「子育て世帯臨時特例給付金」の申請書が、先月下旬頃から発送され、それを受けて、本日7月15日から受付を開始した自治体も多い。しかし、自分がその対象者であることに気づいていない人々も多いせいか、情報をスルーしている人も多く、ネット上では「おまいらも申請しろ」「申請するだけで1万ゲットできるチャンスを逃すな!」「久々のゴールドラッシュに乗り遅れるなwww」と、同じような状況にある "同志"に対し、申請を促す声も上がっている。
なお、今回、支給されることが決まっている2種類の給付金のうち、特に話題となっているのは、主に貧困層に対して幅広く給付される「臨時福祉給付金」の方。この給付金については、対象となるのが「平成26年度分の住民税が課税されていない方」となっているため、たとえば、無職で収入がないなどの状況に陥っている人の多くは、申請書を提出することで、1万円を受け取ることができる(銀行振込)。
また、たとえ収入があるとしても、たとえば若い独身者の場合、年収が100万円(非課税限度額/給与収入ベース)であれば給付を受けられる可能性が高いため、不安定なアルバイト生活を送っている人なども、一度ちゃんと確認してみるとよいだろう。
また、もう1つの「子育て世帯臨時特例給付金」についても、"平成26年1月分の児童手当・特例給付を受給"し、"平成25年の所得が児童手当の所得制限限度額未満"であれば給付されるとのことなので、該当するママさんやパパさんは必見だ。
いずれにしかり、政府や行政の行う援助や給付金の類は、いつの時代も「知らないと損をする」という性質のものばかり。今回の給付金に限らず、不明な点はちゃんと窓口で質問し、また、場合によってはネットで調べ、適切に利用することをお勧めしたい。
文・鈴木將義
【参照リンク】
・臨時福祉給付金 - 厚生労働省
http://www.2kyufu.jp/rinji/
・子育て世帯臨時特例給付金 - 厚生労働省
http://www.2kyufu.jp/kosodate/
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