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Filed under: 国内, カルチャー
日本人のものづくりに関するセンスと技術は、世界的に見ても高い評価を得ているが、このほど、日本の美大生が制作した絵本が、海外ユーザーから注目を浴びている。
現在話題となっているのは、多摩美術大学情報デザイン学科の学生が制作した『MOTION SILHOUETTE』という作品。一見、何の変哲もない絵本に見えるが、実はこの作品、各ページの間に切り絵が組み込まれており、そこにライトを当てることで、前後のページにシルエットを浮かび上がらせるという仕掛けが施されている。
ペーパークラフト的に立体感を持たせた「飛び出す絵本」などは、これまで数多く存在していたが、影に着目し、このような形で利用するケースはなかっただけに、そのシンプルながらも独創的なアイディアに、海外の人々からの感嘆の声が。
「素晴らしいアイディア!」
「この繊細さが日本人の良さだね」
「シンプルだけど美しいよ」
「これはどこで手に入るの?」
...と、彼らにとっても初めて見るその作風に、強い衝撃を受けた模様。やはり、海外の人々からは、派手なギミックのものばかりではなく、このように物静かで細やかな、日本人的なセンスが、高い評価を得るようだ。
MOTION SILHOUETTE from KYOT∆(R) on Vimeo.
文・今岡憲広
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