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全く関係のないナレーションと映像を合わせた、秀逸な作品がネットで人気を集めている。


ナレーションは英動物学者/植物学者、サー・デイビッド・アッテンボローが"別のドキュメンタリー"で担当したもの。BBCのドキュメンタリー『プラネット・アース』や『ライフ』のナレーションで知られる有名人だ。

対する映像には、今年の夏にロンドンで行なわれた夏フェス「Sumer in the City 2014」で女性ファンの集団が熱狂する様子が使われている。このナレーションと映像がいちいちハマっていて秀逸なのだ。

「デイビッド・アッテンボローが見た、ファンの女の子たち」と題された動画ではまず、黄色い声をあげる女性ファンの姿が。そこへサー・アッテンボローの「私はこれまで、ありとあらゆる場所を訪れましたが、ここほど"異常な"ところはありません。...生物はそれぞれ進化を遂げ、中には通常では考えられない結果を生みました」というナレーションが続く。

映像は引き続き、自分たちのお目当てのスターを見つけた集団の熱狂ぶりを紹介するのだが、対するサー・アッテンボローも「動物は生き残りをかけ、己の本能に従います。群れでの移動にはかなりの利点があります。ですがそこには組織や階級は存在せず、また主導者もいません。(集団の一部が)動けば、何千もの仲間がそれに続くこともあるのです」と、これまた見事なハマり具合だ。

映像ではさらに、ターゲットを見つけ、突進していくファンの姿が。捕らわれの身となったターゲットの映像に続き、ついにサー・アッテンボローご本人が登場。「この映像を見て、暗い気持ちになる方がいるかもしれません。我々は岐路に立たされています。共存するのか、または今後も気に留めないのかという選択肢があるのです。果たして、我々の知能/知性をもって自分たちを救うことはできるのでしょうか? 私はそう願います」と意味深なコメントを残し、このマッシュアップ映像は幕を閉じた。

https://www.youtube.com/watch?v=0YhOBw_lk18


説明なしで見ると、サー・アッテンボローが本当にナレーションを務めているかのような錯覚に陥るこの映像。見た人からも

「完璧としか言いようがない」
「爆笑した」
「ディスカバリーチャンネルで放映してもらおうよ!」

と絶賛コメントが。中には映像に登場した女性(0:24に出てくる緑色の髪の女性)から、「写りは悪かったけど、一瞬出られて良かった」などというコメントもあった。

【参照リンク】
・Fan Girls | The Tango
http://thetango.net/2014/08/13/fan-girls/
・David Attenborough stars in comedy YouTube mash-up as he obverves female teenage music fans | Metro News
http://metro.co.uk/2014/08/14/david-attenborough-takes-on-his-toughest-most-dangerous-subject-yet-fangirls-4832566/
・David Attenborough Observes Fangirls: The Mockumentary Reveals Just How Vicious the Obsessed Teen Can Be | Bustle
http://www.bustle.com/articles/35624-david-attenborough-observes-fangirls-the-mockumentary-reveals-just-how-vicious-the-obsessed-teen-can-be 

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RSS情報:http://news.aol.jp/2014/08/16/fangirls/