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『アバター』のゾーイ・サルダナがスッピンで挑んだ本気作『ファーナス/訣別の朝』
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『アバター』のゾーイ・サルダナがスッピンで挑んだ本気作『ファーナス/訣別の朝』

2014-09-11 22:00
    Filed under: 映画, 連載

    胸を締め付ける秀逸なアメリカンクライムドラマ『ファーナス/訣別の朝』。AOL Newsでは7週連続で『ファーナス/訣別の朝』キャラクターを紹介しているが、第5回は、実力派演技陣の中で紅一点、ゾーイ・サルダナが演じるヒロインのリナ・テイラーを紹介しよう。


    ゾーイといえば、なんといっても『アバター』(09)のイメージが未だに強い。ヒロインのネイティリを演じて一躍ブレイクした。また現在全米で大ヒット中のマーベル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、緑色の肌をしたヒューマノイドの姿を披露し、宇宙一美しい暗殺者ガモーラを演じている。

    そんなコスプレ系ヒロインな役どころが多かったゾーイだが、本作ではコスチュームを脱ぎ、飾らない等身大のスッピン演技をみせている。



    ゾーイ演じるリナは、閉鎖寸前の鉄工所で働きながら年老いた父と弟の面倒をみて暮らす主人公ラッセル(クリスチャン・ベイル)の恋人で、彼の心の拠り所となる存在だ。慎ましくも幸せな日々を過ごしていたふたりだったが、ラッセルが起こした交通事故によって生活は一変。ラッセルが数ヶ月間の刑期を終え戻ってくると、リナは保安官ウェズリ―(フォレスト・ウィテカー)と同棲生活を送っていた...。

    心から愛する人と共に暮らすのか、それとも安定した生活を求めるのか。リナに訪れた人生の選択について、「決断を迫られた彼女の気持ちは誰にも分からない。ただ、脚本を一気に読み終えて、どうしても出演したいと思った」と語るゾーイ。彼女の等身大の演技に、スコット・クーパー監督も、「リアルで魂がこもっている。彼女はこの映画を支えてくれた」と敬意を表している。

    『ファーナス/訣別の朝』は、9月27日(土)より全国ロードショー

    ■ゾーイ・サルダナ プロフィール

    1978年6月19日、アメリカのニュージャージー州パセーイクで生まれて、ニューヨークで育ち、その後ドミニカに渡る。そこでバレエやダンスを学びながら7年間生活し、再びニューヨークに戻った。ダンス以外に演技にも興味を持つようになり、バレエ・カンパニーを舞台にした『センターステージ』(00)で映画デビュー。『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(03)、『ターミナル』(04)などに出演した後、『アバター』(09)のヒロイン、ネイティリ役で脚光を浴びて、優れたSFやホラー作品に与えられるサターン賞の主演女優賞を受賞。『スター・トレック』(09)にも出演し、ハリウッドスターの仲間入りを果たす。そのほか主な出演作は、『ノット・ア・ガール』(02)、『バンテージ・ポイント』(08)。『コロンビアーナ』(11)、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(13)など。待機作に『アバター』の続編がある。

    (C)2013 Furnace Films, LLC All Rights Reserved

    【参照リンク】
    ・『ファーナス/訣別の朝』公式サイト
    http://furnace-movie.jp/ 

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