沢尻エリカ氏こと"エリカ様"が女優として完全復活を果たしている。
2006年の『タイヨウのうた』(TBS系)から数えて、実に約8年ぶりの主演連続ドラマとなった『ファースト・クラス』(フジテレビ系)。同作は今年4月~6月まで放送され、視聴率や視聴者の満足度で共に高評価を得ていたのだが、何と今年10月より続編のスタートが決定。わずか3ヶ月後に連続ドラマとして続編が放送されるのはフジテレビ至上最速とのこと。
とは言うものの、さすがに前作終了から3ヶ月後に続編というのは、"前作の放映前から続編も製作することは織り込み済みだった"との見方が有力だが、それにしてもフジテレビ上層部の期待値が高いがゆえの措置であることは間違いなさそうだ。
しかし、埼玉県の某店でキャバ嬢として活躍する童顔系・黒ギャルのすずち氏は、「今のエリカ様は牙が抜かれてますね」と一蹴。その理由を伺った。
「『ファースト・クラス』は面白かったですよ。ドラマの役柄で猫被って"いい人"を演じるのは、エリカ様の女優としての醍醐味だと思うんで。でも、それは素のエリカ様が"エリカ様"だから"いい人"役とのギャップが引き立つってもんなんですよ。素と役とのギャップがあるからこそ、エリカ様の演技力ってパないよね、ってことになるわけです。まぁ要するに、何が言いたいかっていうと、今のエリカ様、ドラマ外でも猫被りすぎってこと。普通の時でもいい人キャラやっちゃってるってこと。これはダメですよ」
説明しよう。
エリカ様と言えば2007年公開の主演映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶にて、終止不機嫌で言葉数が少なく、あげくに司会者からの質問に「別に......」と答えたことで世間から猛バッシングを受けたことが思い出される。このエピソードが象徴するように、当時のエリカ様は様々な場所で不遜な態度を取っていた。
結果として『クローズド・ノート』の「別に......」事件が引き金となり、扱いにくいクレイジーな女優というレッテルが貼られ、テレビの仕事が遠ざかっていたのも事実である。
だが、しかし。彼女のファンはエリカ様の"エリカ様"然とした、誰にも媚びないプライドの高さに心酔する者も多いのだ。
にも関わらず、実は最近のエリカ様は丸くなったと評判。
例えば『ファースト・クラス』で共演した菜々緒や佐々木希と場外バトルを繰り広げるかと思いきや、共演者とのトラブルどころか仲睦まじい様子が報じられたり、あまつさえドラマの共演者やスタッフにエリカ様が頻繁に差し入れしていたとの情報もあった。
また、「別に......」事件前に『クローズド・ノート』の宣伝で某テレビ番組に生出演した際、司会の中山秀征氏のインタビューにもすこぶる傲慢な態度で臨んでいたのだが、昨月、中山秀征司会の番組に出演し、当時の非礼を謝罪しているのだ。
「いや~、何というか......ともかく悲しい。だって、毒舌っていうか、ああやって誰に対してもキレてる人って芸能人でなかなかいないじゃないですか。場の空気をドン引きさせるような、空気引かせても気にしないような。若い女優だったら、もうエリカ様がオンリーワンだったでしょ。腹くくってる感じしたし、だから好きだったのに。今でも好きだけど、昔の"目が合ったら目力で殺す"、"つか眼中にないから相手の目なんか見ない"ぐらいのエリカ様の方がかっこよかったな~(しょんぼり)。でも、世間の人はエリカ様が反省して完全にいい人になったと思ってるかもしれないけど、あれは絶対ウソですよww。猫被ってるだけですって、絶対wwww。人間、そうそう変わらないし、そもそもエリカ様は演技派女優ですよ? ドラマの中で"いい人"演技するだけじゃなくって、ドラマ外でも"いい人"演技してるだけって説が濃厚ですよー♪ だけど、私は媚びないエリカ様が好き。だからあの流行りの言葉を送りたい。レリゴーレリゴー(=ありのままで)」
<写真>強め黒肌ギャルユニット『black diamond』メンバーのすずち氏。デビュー曲『AVANT GYARUDE』は世界112ヶ国にて配信され、フランスやアメリカでもLIVEパフォーマンスを行っている。黒ギャルらしからぬ萌えフェイスをお持ちで、喋り口調もおっとりしているが、性格は色々な意味でゴリゴリな20歳♥
前作の『ファースト・クラス』は全話平均視聴率が8.0%、最終回の視聴率は大台に乗った10.3%(いずれも関東地区)となっており、23時台という深めの時間の放送時間だったことを考えると、高い数字を叩き出していたと言える。
現在のエリカ様の"いい人"キャラにすずち氏のような古参ファンは落胆しているかもしれないが、一方で一般の視聴者からは支持を得られたとも考えられる。高飛車なエリカ様を応援していたファンには失望されようとも、新作『ファースト・クラス』でも高視聴率をキープするようであれば、エリカ様はさらに味を占め、これからしばらくは"いい人無双"を続けるかもしれない。
文・昌谷大介(A4studio)、撮影・長谷英史
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