そこに「あるべきもの」がなかったと気付いたとき、多くの人々は、その状況が飲み込めず、おそらく戸惑うばかりだろう。このほど、中国メディアが伝えたところによると、ある若い女性が、体調不良を訴えて病院へと訪れた際に、そうした「あるべきもの」が存在しないことが発覚、ちょっとした騒動になっているという。
この女性(24歳)は、日頃から頭痛やめまいなどの体調不良に悩まされていたため、意を決して病院へ。すると、検査の末に発覚したのは、彼女の脳には「小脳」の部分が存在せず、それにより体調不良を引き起こしてしまっていたのだという。そのため、ネット上からは、
「こえーーーーー」
「小脳がないとか、ふつうは考えないよな。。。」
「いまだに逆上がりができないとかも可能性あるんかな」
「MRIとかやったことないから怖くなってきたよ」
「おいらのコミュ障も小脳のせいか」
「昔から頭痛持ちなんだが、だんだん不安になってきた...」
...と、我が身に置き換えて、この「小脳がない」という状況に、震え上がるユーザーが。
なお、医師によると、こうした症例が報告されるのは9例目で、言うまでもなく極めて珍しいケース。小脳がないため、幼い頃より運動機能に問題があるなど、本人も気になってはいたようだが、この「小脳がない」という状態が、24歳になるまでわからなかったということそのものが、希有な例のようだ。
我が国でも、常日頃、頭痛やめまいなどの症状に悩まされるという人は少なくないはず。さすがに、今回の彼女のように「小脳がない」というケースはそうあるものではないが、たかが頭痛、たかがめまいと考えず、未病の観点から、一度、検査を行ってみるのは如何だろうか。
文・島田克彦
■参照リンク
「Extremely rare case of woman with no cerebellum puzzles doctors」 http://sploid.gizmodo.com/healthy-24-year-old-learns-that-her-brain-is-missing-th-1633415650/+caseychan
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