昔はパン食い競争や借り物競争など、実にバラエティに富んだ「かけっこ」が、庶民の間で親しまれてきたが、最近ではそうしたものもすっかり姿を消し、フルマラソンに挑戦する市民ランナーが増加するなど、「ガチ」の陸上競技が中心となっている。しかしそうした中、先日、北海道北見市で実に変わったマラソン大会が実施され、話題となっている。
今回で29回目の開催となるというこのマラソン、なんとスタートからゴールまでの間に、カレーの材料を集めつつ走り、ゴールした後で、それらの具材を使ってカレーを作り食べるというもの。4人1組で参加しているランナーたちは、途中でじゃがいもを掘ったりしながら、2~5kmの区間を走ったのだという。しかも、その参加者たるや実に800人。地元の参加者だけではなく、東京や福岡など、遠方からわざわざ参加したランナーもいたという。
この、一風変わったマラソンに、ネット上からは、
「ことしで29回目!」
「なんだこれwww」
「走って材料掘って更に料理。かなり体力勝負とみたw」
「俺はカレー食うだけがいいなーw」
「肉はどうしたんだろうね?気になるわ」
「特番の企画かよwwww」
...と、その漫画のような物珍しい内容に、驚く声が。
この「食欲の秋」と「スポーツの秋」を同時に具現化したようなイベント、気になる人は、次回の開催時に参加してみては如何だろうか。
文・藤井一成
■参照リンク
・たんのカレーライスマラソン -北見市
http://www.city.kitami.lg.jp/docs/2012042000038/
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