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自分がいずれ死んでしまったあとでも、残された家族や友人たちは、自分の癖や特徴を完全にコピーした「デジタルツインズ」とコミュニケーションすることで、いつまでも彼らがさみしくならないような環境が実現できる。そんな驚きの環境が、たった数年で実現できるのではないか?という説が、英国のデイリー・メール紙によって報じられ、現在、世界中から注目を集めている。


未来学者として世界的に有名なジョン・スマート氏によると、この「デジタル・ツインズ」と呼ばれる技術は、現在、既に我々の生活の中に浸透しつつあるSiriやGoogle Nowなどと同じタイプの発明で、ここから数年以内にほぼ確実に訪れる技術革新により、2020年頃までに実現される可能性があるというのだ。仮にこの技術が確立されれば、墓参りの際ではなく、自宅のPCやスマフォなどから、故人との「語らい」ができるようになるばかりか、一方通行のものではなく、ちゃんとした会話が可能となる見通しだ。

一見、とてもSFチックな話に感じられるこの説に、ネット上からは既に様々なリアクションが。

「クローンにこれで人格のっければ生まれ変わり作れるのね」
「3Dプリンターで簡単に自分の生きてるコピーができるようになるかもな」
「オレは怠け者だからコピー作ってもそいつも働かないからいらない」
「そして攻殻の人形使いみたくなるんだろうな」
「中華製違法コピーがあふれて元の人格が駆逐されそう」
「親2人も養えねぇよ・・・」
「半永久的に生きる技術ついにきたか」
「ヨカッタ子供作らなくて どんどん気持ち悪い世の中になっていく」
「やばいよ! 俺の性癖もコピーされてしまう!」

なお、こうした技術が開発されるなかで、さらに向こう30年以内には、「人間の持つ意識」のすべてをコンピュータ上にアップロードし、デジタル世界での不老不死が実現できるのではないかと見る向きもあるとのこと。本当に実現されるのかは定かではないが、もし仮に実現したとしたら、人類にとって、大きな変革をもたらしそうな気配だ。

文・葛西敦規

■参照リンク
'Digital twins' will make decisions for us - and even console loved ones after we die by 2020, futurist claims
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2765108/Digital-twins-make-decisions-console-loved-ones-die-2020-futurist-claims.html 

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