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Filed under: 国際, サイエンス・IT
英国の研究チームこのほど発表したところによると、地球上にある水は、最大でその半分程度が、太陽系そのものよりも古く、また、その性質上、地球固有のものではない可能性があることがわかった。AFP通信などが伝えている。
この発表を行った英・ エクセター大学などの研究チームによると、水分子の中に含まれている水素や重水素の割合を調査した結果、太陽系に存在する水の一部は、太陽系の外の宇宙空間に由来するもので、我々の生命にとって必要不可欠な「水」という要素が、地球以外の星にも存在する可能性が高いことがわかったという。これにより、いわゆる「地球外生命体」の存在解明に、また一歩前進した格好だ。
今回の論文を発表した共同執筆者の一人であるエクセター大の物理・天文学部のティム・ハリーズ氏は、「今回の研究成果によって地球外に別の生命体が存在するかを解明できる大きな糸口になる」としているが、この「水」を巡る大きな発見と、これから明らかにされるであろう事象の数々に、今まさに、全世界の人々が固 唾を飲んで注目している。
文・藤本秀太
■参照リンク
Earth's Water Is Older Than The Sun
http://www.popsci.com/article/science/earths-water-older-sun
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RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2014/09/29/water/