2014 FIFAワールドカップ(ブラジル大会)にて、我らの日本代表が0勝1分2敗で予算リーグ敗退という不甲斐ない結果を残したのは、記憶に新しいところである。
ACミラン所属の本田圭佑選手を始め、インテルナツィオナーレ・ミラノ所属の長友佑都選手、そしてワールドカップ開催時はマンチェスター・ユナイテッドFCに所属していた香川真司選手といった、欧州屈指の名門クラブ所属のプレイヤーを抱えていたこともあり、前回2010 FIFAワールドカップ(南アフリカ大会)のベスト16以上の結果を残してくれるだろうと期待が集まっていただけに、その失望感は多大なものだった。
後ろを向いてばかりもいられないといったふうに、さっそくアルベルト・ザッケローニ監督からハビエル・アギーレ監督にバトンタッチされ、誕生した新・日本代表。
9月5日に行われたキリンチャレンジカップ2014のウルグアイ代表戦が初陣となったわけだが、結果はご存知の通り、0-2と完敗。
続く第2戦、9月9日のベネズエラ代表戦は、2-2の引き分け。第3戦、10月10日のジャマイカ代表戦は1-0で初勝利を収めるも、続く第4戦、10月14日のブラジル代表戦は0-4と完敗を喫した。ちなみにブラジルの得点は4点ともFWネイマール選手によるものだ。
直近2試合を見ると、格下のジャマイカ相手には辛勝で、本田選手らの主力は後半から投入したとはいえ格上ブラジル相手には大量失点で惨敗。これが今の日本代表の偽らざる実力なのかもしれない。
そこで今回は「お兄ちゃんがサッカーやってたから私もサッカー超大好き♥ ワールドカップの日本代表戦は全部観たし!♪」という巨乳・黒ギャル、りなたろす氏(21歳・日焼けサロン店員)に見解を求めた。
りなたろす氏は眉間にシワを寄せながら、こう激昂する。
「やっぱり良くも悪くも本田だよね。いくらACミランで調子よくたって、私は納得できないってハナシで。だってさ~、こないだのワールドカップ始まる前、あの人、何て言ってたか覚えてる? みんな思い出してみ~? 『日本はワールドカップで優勝できる』っつってたでしょ? ちょいちょい、1勝もできてないからね。そりゃ本田だけのせいじゃないけど、日本代表を引っ張ってたのは間違いなくあの人だったんだからさ。何か責任とってもらわないとね~」
<写真>強め黒肌ギャルユニット『black diamond』に初期から参加するりなたろす氏(21歳)。デビュー曲『AVANT GYARUDE』は世界112ヶ国にて配信され、フランスやアメリカでもLIVEパフォーマンスを行っているが、都内の日焼けサロンでも週6で絶賛バイト中という勤労な一面も持つ。
アンチ本田派の模範解答とも言うべきコメントだが、まだ怒りは収まらないご様子だ。
「確かに(ワールドカップ初戦の)コートジボワール戦で、先制点決めた時には若干惚れそうになったよ? でも、あの瞬間がピーク。あとは全然動き悪くなかった? てかさ~、2006年のドイツワールドカップの時と状況似てない? 2002年の日韓ワールドカップでは決勝トーナメント行ってイケイケでさ、中田(英寿氏)がチーム引っ張ってて超期待されててさ。でもドイツワールドカップでは予選リーグ敗退でさ。ダメなカンジでループしちゃってんだよね~」
激おこ状態のりなたろす氏は、「大久保(嘉人選手)よかったのに何で代表に呼んでないかな?(プンプン)」とアギーレ監督に軽くジャブを放ち、何だったら監督就任に立候補する勢いである。
ただ、本田選手はイタリア・セリエAにて、10月4日までに4得点もあげているなど、今季は開幕から絶好調。所属のACミランではレギュラーとして定着している状態なだけに、2018 FIFAワールドカップ(ロシア大会)でも日本代表として活躍する可能性が高い。
もし2018年も日本代表としてピッチに立っているのであれば、今度こそ「ワールドカップ優勝」というビッグマウスを有言実行してもらいたいものである。
文・昌谷大介(A4studio)、撮影・長谷英史
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