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「月に17人から告白されたコトも・・・」 ミス桜美林グランプリ・前坂美結クン
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「月に17人から告白されたコトも・・・」 ミス桜美林グランプリ・前坂美結クン

2014-10-22 22:00
    Filed under: かわいい, 連載, DAISUKI!



    「実現できそうな夢を持とうと思っていて......。実は大きな夢や目標はないんです」
    時代性なのか、将来の夢や目標を聞くと、彼女は控えめにこう答えた。だが、もちろん、行動を起こしていないわけではない。

    前坂美結ちゃん。2013年にミス桜美林大学コンテストでグランプリを受賞した後も、事務所などには所属せず、サロンモデルや、各女性誌へ登場している。その大人びた表情からかVeryなどの40代向け雑誌に登場することも。
    最近では講談社の主催するアイドルオーディション『ミスiD』のセミファイナリストとしても奮闘していた彼女。現在4年生だが、将来の進路はどうなるのだろうか。

    「就職活動はしませんでした。卒業後もこの道でやっていくつもりです。岐阜の田舎から出てきた18歳のときに、初めて街中でコをかけてもらえたときのように、今も頂けるお仕事をひとつひとつ丁寧にやっていきたいです」
    ふわっとした表情と語り口の中から時折見せる固い決意。さらに柔らかそうな唇と肌......これはモテないハズがない......! というか「モテますか?」と聞いて「そんなことないですぅ~」とか返してきたら、完全なウソだ!ウソつきは嫌いだよ!これは、童貞こじらせライターの僕・霜田が、美女友達を作るための企画だが、もしそんなウソをつくのなら、友達になるのなんて、こっちから願い下げだ!



    そこで、聞いてみた。相当モテますよね?
    「自分で言うのもなんなんですけど......」
    まずは"遠慮"というジャブ!ここまでは自分の見せ方を知っている賢い女子ならやる王道手口。問題は、この後に事実っぽい話が来るかどうかだ。そう、美女業界には"モテていないフリをして、周囲の反感を買わないようにする"というコミュニケーション手段が存在するのだ。さあ、気になる答えは......

    「高校時代は月に17人に告白されたこともありましたね」

    モテまくりじゃん! 2日にひとりは告白されている計算。そして相手は、学校内だけではなく、他校や、なぜか近づいてきた地元の大人など多岐に渡るという。こんなに正直に話してくれるとは......いいコ認定!前言撤回!美女友達になってください! というか、高校時代だけじゃなくて、今もモテるのでは?
    「ま、まあ、そうですね......」
    遠慮がちに笑う美結ちゃん。しかし、そこは女性率が6割を越えるという桜美林大学。かつてのように、同級生男子と言っても限られてくる。今はどんな人たちにモテてるの?
    「うーんと、これも言いづらいんですが......お仕事で出会った方や、お仕事をふってくださる方とか......」
    そ、それ、業界の悪い大人が権力を使ってくるパターンや! 危ない、危ないよ美結ちゃん!逃げて!事務所も入ってないんだし、ガチで危ない!「俺と◯◯したら●●に出してあげるぜ」なんて交換条件を出してくる大人は100%いい大人じゃないし、98%の奴は権限持ってないから! ただ、それって、乱暴には断りづらくない?
    「そうなんですよね......。それに好きになってくれるのはありがたいというか、仕事で出逢ってしまって、色々制約のある中で好きになってしまうのも大変だな、というか......。好きになっちゃったものはしょうがないよね、とも思うんです」



    "好きになっちゃったものはしょうがない"前に、不倫をしている妻子持ちの40代男(しかも子供は5人)が、同じ言葉を使っているのに出くわした時があった。そのときは嫌悪感しか抱けなかった言葉だが......美女が使うとどうしてこんなにも素晴らしい言葉なのだろう。
    いや、それは彼女のこの言葉が、男のように、自分の欲を正当化するためではなく、相手のことを思いやって出てきた言葉だからだ。

    "好きになられる"ことに慣れてくると、"好きになる"側の気持ちを忘れてしまって、ひとりひとりの好きでいてくれる気持ちを、丁寧に思いやれなくなってくるもの。月17人も告白されれば、尚更その感覚は麻痺してくるはずだ。しかし、その感覚を麻痺させないどころか、嫌なタイプの大人にまで、その優しい想像力を発動させる美結ちゃん。
    ホレられまくる女子は、ホレる側の悲しみまで思いを馳せることができる、優しい想像力をもった女子だった......。ウソつきなんて思ってごめんなさい!反省! 人に優しくされたとき自分の小ささを知るのが、MONGOL800を聞いて育ったアラサーな僕らでした!体も心も小さな僕が、美女友達を作れる日はまだ遠い!

    文・写真 霜田明寛

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