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日本ハム・大谷翔平投手が契約更新交渉で1億円超えの大台提示を受けることが濃厚との報道を受け「果たして大谷に1億の価値があるか?」という議論がネット上で話題となっている。



松坂大輔(現ニューヨーク・メッツ)以来、日本プロ野球界では高卒3年目で2人目の1億円プレイヤーになった大谷。今季の3000万から1億は実に330%とアップという脅威的なアップ提示に、ネット上では「松井や清原も届かなかったのに凄い!」と驚きの声や「常識的に考えて5000万位でいいのでは?」という意見もあるが、チームの勝ち頭11勝、本塁打10本という投打両方での戦力貢献に加えメディアでの注目度を考えると「1億でも少ない」との意見が圧倒的に多い。

当然ながら投手として比較対照として出されるのが元日本ハムのダルビッシュ(現レンジャーズ)だが、大谷と同じ高卒2年目は12勝5敗防御率2・89を記録、一方大谷は11勝4敗、防御率2・61に投球回数と奪三振数では大きく当時のダルビッシュを上回る。
さらに打撃面でも打率・274と上回り、入団当時賛否両論があった「二刀流」に関してもはや異論を挟むものはいない。

実際記録面からみた活躍もさることながら、人気面で大谷を考えた場合「過小評価」との意見もある。
やはり投手として日本人投手最速の162キロをマークするなど話題性も高く、客が呼べる選手という観点からも球界随一の存在といえる大谷、さらにグッズ販売でもいまやチーム内で中田翔を抑え一番人気ということで、もはや必要不可欠の選手といえる。

最終的に議論は「今後の大谷翔平の伸びしろ」についてだ。
来年も順調に成長し「毎年1億円から2億、2億から4億」と倍々で増えるという意見から「「来年以降この成績を二刀流で上回るのは至難の業」と懐疑的なコメントある。
15勝で最多奪三振を獲得大ブレイクしたダルビッシュの3年目が投手としての基準になるという向きもあるが、打者との両立でダルビッシュを上回ることになると、やはり「メジャーで活躍して欲しい」という意見も多い。

実際海の向こうでも、二刀流大谷への注目は高まりつつある、あるMLBのファンフォーラムでは今年不振だったメッツのファンが「日本の大谷がポスティングでも何でもいいから欲しい、ウチはピッチャーも打者も不足している」「俺たちは大谷のファンになる用意がいつでも出来ている」などといったラヴコールがすでに始まっている。
1億円プレイヤー大谷翔平の話題は今シーズンオフ前の大きな話題の一つとなることは必至だが、多くのファンの関心事はすでに「来シーズン大谷がどれだけ成長するか?」に移っている。

【動画】http://youtu.be/J1K4E6tRbHs

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