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先日ツイッター上で、ビーディ・アイについて「これ以上継続しない」と解散宣言をしたリアム・ギャラガー。当然ながら世界中のメディアが「オアシスの再結成の可能性」を報道し始めた。



2009年の解散以来ことある毎に再結成が噂されて来たオアシス。昨年末には2000万ポンド(35億円)のオファーを蹴ったと報道され、特に2014年と2015年は、最も成功を収めた初期2枚アルバムの20周年と重なるため何らかのアニバーサリー企画が期待されてきたが、今のところ記念盤が発売される以外の発表は行われていない。

先日リアム・ギャラガーはフェイスブックのQ&Aで「もし2015年グラストンベリー・フェスでプレイするなら、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズと共演したい」と本気とも冗談とも取れる発言で物議を呼んだ他、ビーディー・アイ/オアシスでギタリストを務めたジェム・アーチャーがすでにノエル・ギャラガーと行動を共にしているという憶測も流れているが、これらの噂はファン・フォーラム発のものが殆どで信憑性に欠ける。

しかし、元オアシスのベーシスト、アンディー・ベルがツイッター上で「ビーディーのファンの皆ありがとう、また別の機会に会いましょう」と含みのある発言を行っているのがやや気になるところ。

そんなオアシスの再結成の可能性について現状と踏まえると。まずノエル・ギャラガーは先日2015年にハイ・フライング・バーズとの新作を3月に発売することを発表、同時にヨーロッパ・ツアーを行い、年内は北米と日本ツアーを予定していることを正式に発表している。このスケジュールをみると2015年に「オアシス再結成の可能性は極めて低い」とみていい。

ただし注目は「グラストンベリーでー」というリアムの発言だ、通常このUK最大の夏フェスのラインナップは3月に発表される。新作をリリースするノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズの出演はほぼ確定と考えて良いが、もしかするとバンドのラインナップとして、元オアシス・メンバーが名を連ねる可能性は十分にあるし、アンディとジェム加入の流れから一気にオアシス再結成のシナリオが加速することは否定できない。

噂まみれのオアシス界隈だが、「2015年3月」がファンが期待する結論が出る最短のデッドラインと考えた方が良いかもしれない。

■参照リンク
Oasis rumours resurface after Liam Gallagher announces Beady Eye split
http://www.smh.com.au/entertainment/music/oasis-rumours-resurface-after-liam-gallagher-announces-beady-eye-split-20141027-11cb6p.html

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