チャットモンチー、ぬＱと山岸聖太による新曲MVをフル公開！
チャットモンチーが10月29日に発売したニュー・シングル「こころとあたま / いたちごっこ」のMVフルバージョンが、YouTubeとGyaO!にて公開された。
同シングルはチャットモンチーの2年ぶりのリリース作品であり、MVの一部は既に先日公開され早くも注目を集めていた。「こころとあたま」のMVは、絵画/漫画/アニメーション作家として注目を集めている"ぬＱ"が手掛けており、「ライブで演奏している時も、MVの映像があたまに浮かんできてしまう（笑）」とメンバーが語るように中毒性の高い作品に仕上がっている。フルバージョンでは、新たなキャラクターやアイテムも登場し、さらにカオティックに一気にラストへ突き進んでいく。
一方「いたちごっこ」のMVは、様々な話題作を手掛ける山岸聖太による「OL。24歳。レコード会社勤務」という主人公の逆切れ的な1日を描いたミュージカル風の作品。ショートバージョンの公開後、主人公を演じる女優・吉岡里帆が可愛いと話題になっていたが、フルバージョンではチャットモンチーの意外な登場シーン、ラストの吉岡里帆の迫真演技にも注目したい。
以下は、今回「こころとあたま」にて初のMV監督を務めたぬQからのコメントと、同MVのストーリーである。
◆ぬQからのコメント
曲を聴いて「私たちは、『こころ』で感じた事や『あたま』で考えた事が、一致している時もあれば、離れてしまう時もある。時に矛盾したり反発してしまう気持ちや理屈が一緒だったらいいのになあ」というメッセージを受け取りました。曲では「こころ」と「あたま」に二分されていますが、昨日の自分の「こころ」と今日の自分の「こころ」が矛盾することもありますし、私の「こころ」と「あたま」が一致していても、第三者のそれと対立してしまうこともあります。さらに、気持ちや理屈の大きさは一定ではなく、高揚したり、しぼんだりと耐えず変動しています。ですので、アニメーション内で、キャラクター、物体、時系列、表現方法に負荷をかけて分裂させ、バラバラになったものが形をかえながら、一つになったり、また分裂したりするような構成になっています。
◆「こころとあたま」MVストーリー
ジュースの飲み過ぎで「あたま」から体が押し出されてしまった女の子。体は「こころ」と繋がっていて、一目散に逃げてしまった。彼女は「こころ」を失った「あたま」だけの存在になってしまったのだ。男は「あたま」を慰めながら、「こころ」を追いかけようと奮闘する。こんな時「自転車」さえあれば......。「自転車」とは流星のような早さで惑星のようにクルクルと"自転"する幻の乗り物。しかし地に降りた瞬間に撤去されてしまうので、誰も見たことがなかった。どこで手に入れればいいのか？ 逃げる心は矢に、あたまにあいた穴はブラックホールに、傘はルーレットに、桃はハートに、全てが形をかえながら、希望に向かって進むアニメーションである。
【動画アドレス】
・YouTube「こころとあたま」MV
http://youtu.be/75_es8Tulwk
・YouTube「いたちごっこ」MV
http://youtu.be/nY47O1VESqI
・GyaO! 「こころとあたま」「いたちごっこ」MV
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00100/v10015/
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