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どんな仕事でも1人だけではできません。
だから、人脈が大事になってきます。もちろんそれは仕事に限ったことではありません。プライベートでも人脈が広がれば、それだけ人生が豊かになります。
しかし、人脈を増やすというのは一朝一夕でできるものではありません。



「出会いの天才」
笑福亭鶴瓶はマクドナルドのCMでそう称されていました。
盟友である立川志の輔は「鶴瓶師匠と話していると、『あれ、この師匠は世界中の人と繋がってるんじゃないかな? 地球の中心は、この人なんじゃないかな』」と錯覚してしまうとまで言っています。

たとえば鶴瓶さんの携帯電話には『鶴瓶の家族に乾杯』(NHK総合)のロケで出会った素人からも電話がかかってくるそうです。30年前トイレを借りただけの関係だった人との交流がいまだに続いています。ロケで出会っただけの中学生が成長し結婚したときにも花と電報を送ったりもしているといいます。
果たして鶴瓶はなぜ、そんなことができるのでしょうか。

「運がいいといろんな人と出会える。その人との関わりを大切にすれば縁ができ、その縁を大切にすることでツキまで回ってくる」と鶴瓶は言うのです。そして「出会っただけでは流れてしまう。だからこの縁をつなぐためには嫌なこともあるけどずーっとその人とつないでいることが凄く大事」と。
つまり、「縁は努力」によってつながっていくのです。

「人見知りしない。時間見知りしない。場所見知りしない。そこに対していかに助平であるか」
それこそが人脈を広げるための極意なのです。

文/てれびのスキマ

photo:(C)2009「Dear Doctor」製作委員会

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