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短期間で二度も妻を亡くし、癌に見舞われ、挙げ句、落雷によって家の屋根を突き破られてしまうという、英国の気の毒すぎるおじいちゃんに、現在、世界各地の人々から、応援の声が相次いでいる。



英国・イーストサセックスに住むトニー・タブさん(79)は、晩年になって二度も愛妻に先立たれ、挙げ句、自らも癌で二年もの闘病生活へ。その後、懸命の努力で癌は克服できたものの、今度は妻の形見である宝飾品が根こそぎ盗まれるという被害に。この時点で既にかなりの災難レベルであるが、彼の不幸はそれだけでは留まらず、なんと、落雷によって家が破壊され 、建築家から「このまま住むことはできない」と宣告されてしまったのだ。

もともとこの家は、彼が愛妻や家族と一緒に暮らそうと思い、一念発起してようやく建てることができた家。しかし、その修理には25万ポンドもの大金が必要で、長い闘病生活と窃盗被害によって資産のほとんどを失い、現在、ひっそりと年金生活を送る彼にとっては捻出する目処が経っていないという。果たして、これから先の人生において、彼が平穏無事な日々を手に入れられる日は訪れるのだろうか...

文・島田克彦

【参照リンク】
http://www.mirror.co.uk/news/uk-news/britains-unluckiest-man-pensioner-forced-4567365 

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