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Filed under: 国際, サイエンス・IT, カルチャー
オーストラリアのメルボルン郊外で、先頃、空に開いた穴のように見える雲と、そこに架かる虹の様子が多くの人々に目撃され、話題となっている。
これは去る11月10日に目撃例が多発したもので、青空に広がる白い雲の海の中に、周囲とは違って雲が薄く、まるで穴でも開いているかのように見える雲の層が確認されたというもの。しかもそこには虹が真横に伸びるように架かっており、これを見た人々の間からは、驚きの声が多数あがっていた。
Hole-punch cloud. Supercooled water drops suddenly freeze often triggered by jets RT @JOSE97LUIS: how does this form? pic.twitter.com/xcpLnrwHLs
- John Morales (@JohnMoralesNBC6) 2014, 11月 4
専門家によるとこの現象は、雲を形成している水分が氷結する際に、そこを飛行機が突き抜けた際などに引き起こされるもののようで、概ね、上空10000フィート程度の高さにある雲を高速で通過した際などに見られるのだという。
極めて珍しいこの現象、現地住民の間では、その姿を収めた画像を、ある種のラッキーアイテムとして捉え、スマフォの待受画像などにする人も増えているようだ。
文・藤本秀太
【参照リンク】
「Explaining Rare 'Hole Punch' Cloud With Rainbow in the Middle」 NATIONALGEOGRAPHIC
http://news.nationalgeographic.com/news/2014/11/141104-hole-punch-cloud-rainbow-atmosphere/
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