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一連のブラック問題でネット上のバッシングの目立つワタミだが、そうした逆風のなか、渡邉美樹氏が自身のFacebookアカウントから投稿したあるネタが、思わぬ形で話題となっている。



これは同氏が参議院の経済産業員会で、独立行政法人・産業技術総合研究所つくばセンターへ視察を行った際に投稿されたもので、一緒に現地を視察した高野光二郎議員が撮影したロボットの映像をFacebook上で紹介したものだが、この投稿の中で、渡邉氏は「「ロボット」の技術は世界一。"技術の日本"の実力をまざまざと見る思いでした。」とした後で、「ちなみに質問をしました 「いくらですか?」 答えは5,000万円とのことでした。」と付記したことから、ネット上からは「そうなロボットなら訴訟起こさないもんなwww」「壊れたら交換すればいいという風潮」「この人にとっては生身の店員もロボットもコスパ重視なんだろ」といった皮肉めいたコメントが相次いだ。


たしかに、同氏が発言しているように、日本のロボット技術は世界有数のもの。しかし、そうした技術を支えているのは、紛れもなく生身の人間だ。事実、ワタミ自体も、生身の人間が汗水たらして支え続けて、今日の発展がもたらされたと癒える。故障すれば直るかもしれないロボットとは違い、一度負った傷がなかなか癒えることのない生身の人間だからこそ生み出せる成果と、それを支える大切な命の価値を、改めて認識して頂きたいものである。

文・今岡憲広

■参照リンク
https://www.facebook.com/watanabemiki.official/posts/270988936358715

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