• このエントリーをはてなブックマークに追加
チャウ・シンチー監督が贈るとんでもねー『西遊記』ビギンズ、キャラクターがありえねー!
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

チャウ・シンチー監督が贈るとんでもねー『西遊記』ビギンズ、キャラクターがありえねー!

2014-11-21 13:00
    Filed under: カルチャー, 映画, アジア

    三蔵法師が孫悟空、沙悟浄、猪八戒を率いて天竺を目指す「西遊記」。誰もが知っているあまりにも有名なこの物語。そのとんでもねー始まりの秘話を『少林サッカー』、『ミラクル7号』の監督チャウ・シンチーが映像化!あの『バットマン』もビギンズしたように「西遊記」の三蔵法師がビギンズするお話。





    妖怪がはびこる時代。人々をその魔の手から救うために退魔師と呼ばれる妖怪ハンターが存在した。妖怪を退治する手段はそれぞれだが、主人公の玄奘(げんじょう/ウェン・ジャン)が使うのはなんと「わらべ唄」。なかなか退治できません。実力はないけどまっすぐな気持ちで妖怪退治をする青年に惹かれた段(スー・チー)がくっついてきて、2人で妖怪ハントの珍道中が始まります。
    沙悟浄、猪八戒、孫悟空。行く手を阻む強大な妖怪たちに加え、さらに個性豊かな妖怪ハンターたちも出現!ありえねー映像とともに展開していきます。

    【予告編】http://youtu.be/MUKZQwIOW8I


    イメージしていた「西遊記」のキャラと大分ギャップがあるはずなので、まずは彼らをご紹介。冒頭いきなり『グエムル』よろしくなクリーチャーが水辺の村人を食べ放題。意外と無慈悲に人がパクパク食べられます。顔が虎のバカでかい魚、これが沙悟浄。通常モードは綾野剛みたいな風貌の細イケメンなんです。





    沙悟浄の次に玄奘たちが倒しにいくのが猪剛烈と名乗る猪八戒。トゥルトゥルお肌のイケメンですが、これ"イケ面"なんです。美男子の顔を被っていて、中身は壮絶なまでに豚です。そこからさらに卍解すると猪になっちゃいます。猪八戒さん猪突猛進でめちゃ強いです。





    で、めちゃ強い猪剛烈を倒すには孫悟空の力を借りねばならない、というお師匠さんの言づけで孫悟空のところへと向かい、なんとか猪猛烈を倒します。うすらハゲの怪しいおっさん孫悟空、その正体は500年間その凶悪な力を封じ込められていた妖怪王。玄奘のせいでその力が復活します。史上最強の猿、超絶暴れます。ここから「ドラゴンボール」の鳥山明先生がコメント出されていますが、銀河最強バトルよろしく妖怪ハンターたちとのアクロバティックかつエクストリームでありえねー!死闘が始まるのです。

    【動画】http://youtu.be/dw6czv-PN3I






    キャラ立ちしまくった登場人物たちがとにかく愛おしく(個人的にはスー・チー演じる段を激推し)、ありえねーバトル映像&超展開に大笑いして、意外にそこらのラブストーリー観るより受け入れやすい愛があって、そんでそれによって「西遊記」が始まるって、結構泣かせる話になってると思う。

    三蔵法師、出てきてねーじゃんって?それはこの映画を観てのお楽しみ。

    (奥村裕則)

    『西遊記~はじまりのはじまり~』は全国公開中!
    (C) 2013 Bingo Movie Development Limited

    Permalink

     | Email this | Comments

    RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2014/11/20/saiyu/
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。