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Filed under: 国際, カルチャー
1959年の初登場から、50年以上の時が経過した現在もなお、世界的な人気を誇る「バービー人形」。しかしそんな彼女に、思わぬライバルの登場だ。
現在、「バービー人形のライバル」として注目を集めているのは、グラフィックデザイナーのニコライ・ラム(Nickolay Lamm)氏が考案した人形「ラミリー」。歴代、モデル然とした体型で世界中の女の子たちに夢を与え続けてきた「バービー」とは違い、この「ラミリー」、米疾病対策センターが算出したデータを基に、平均的な体型の19歳の女性をベースに制作されたという。しかも、ブロンドヘアのバービーに対して、彼女の髪は濃茶色。オプションで販売されるシールにより、なんと「ニキビ」まで追加することができるのだという。
制作にあたり、同氏がクラウドファンディングにより資金を募ったところ、既に22万5000ドル(約2650万円)もの予約注文を受けているというが、あまりに地味で普通なその見た目に、日本のユーザーからは
「こんな玩具まで夢をなくしてどうするwww」「もらった子供涙目w」「誰得だよwww」
「これじゃない感といったら」「目が死んどるやんけwwww」「クリスマスにもらってガッカリ必至w」
「平均化されたデータが平均ではないという罠」との多くのツッコミが相次いでいる。
現実を反映すべきか、はたまた、どこまで行っても夢を追いかけるべきか。主に子供を対象とした商品だけに、今後も様々な意見が飛び出しそうな気配だ。
文・今岡憲広
【参照リンク】
Lammily Doll
https://lammily.com/
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