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最近ではしばしばネット上で中国・韓国製の車の粗悪ぶりを指摘する動画などが公開されているが、そうした中、中国の自動車メーカー・双環汽車社製の高級車「CEO」に怒りくるった、あるドイツ人男性の映像が世界中で話題となっている。



実はこの男性、ドイツ人自動車ジャーナリストにして、わざわざ中国車の品質をチェックするために同車を手に入れたという、れっきとした「CEOオーナー」でもあるウォルフガング・ブラウベ氏。しかし、この「CEO」、そもそもドイツの人気車・X5の意匠を侵害したとして問題視された車で、その後、今回の検証により、改めてその品質が「問題外のレベル」であったことが判明したことから、検証後、ブラウベ氏は「中古車市場に手放すべきではない」と判断。オーナーである同氏みずから、怒りのままに強烈な破壊を行ったのだという。

【動画】http://www.autobild.de/videos/video-der-shuanghuan-ceo-5381570.html

映像のなかで、皮肉たっぷりにその品質について寸評を述べつつ、エンジンの焼付け破壊や、わざわざ放水車を使っての「水攻め」にはじまり、斧を振り回してのアタックなど、怒りのままに破壊の限りを尽くした同氏。日本ではいくら品質に疑問を感じていたとしても、ここまで強烈なアクションをとることはまずないだけに、我々からすれば、かなり強烈なインパクトを残す映像であると言えるだろう。

文・藤本秀太

■参照リンク
Wir sprengen den Boss!
http://www.autobild.de/videos/video-der-shuanghuan-ceo-5381570.html

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