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Filed under: 国内, カルチャー
ラーメンチェーン大手の幸楽苑は、このほど、看板商品として定着している「中華そば」(290円)の販売を中止し、来年4月から、新たに500円台のラーメンを発売する計画に着手する。去る11月27日に行われた、同社の決算説明会で、社長の新井田傳氏が明らかにした。
しかし、同社のラーメンと言えば、他社を圧倒するその低価格ぶりに、固定ファンも多く、ラーメンの 実質的な値上げを軸に、全体的な高単価路線へとシフトすることは、既存客の大幅な離脱を招く危険性もあることから、まさに「イチかバチか」の大勝負。事実、ネット上では今回のラーメン値上げについて、
「ええええええっ」
「今度から山田うどんのラーメンが安いからそっちにするw」
「餃子が100円のときにラーメンとセットで食う俺の楽しみが...」
「松屋も滑ったばかりなのにな」
「もう少しちゃんと市場調査しろよ」
「俺、もう行かん...というか行けないわ」
「日高屋で妥協するおw」
と、早くも落胆の声と批判的なコメントが相次いでいる。
このところ、外食業界では、主力商品の差し替えによる実質的な値上げが目立ち、そのたびに、深刻な客離れを招く傾向が目立つ。そうした逆風のなかで、格安ラーメンでのし上がった幸楽苑が、はたして今後、どのような健闘ぶりを見せるのか、世間の注目が集まっている。
文・山沖和彦
【参照リンク】
幸楽苑公式HP
https://www.kourakuen.co.jp/
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