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Filed under: 国際, カルチャー, アジア
毎回毎回、開催されるたびに、スケスケ衣装のセクシー美女と、全力で人気車をパクったと思しき怪しげな車が話題となる中国のモーターショーで、このほど、中国企業が出展した新型車が、海外企業のデザインを「丸パク」した状態となっていることが判明、早くも物議を醸している。
問題となったのは広州のモーターショーに出展された中国メーカー・ランドウインド社製の「X7」。しかし、車好きの人ならばすぐにおわかりかと思うが、この車、イギリスのランドローバー社が作ったイヴォークと、あまりに瓜二つだったのだ。しかもその価格たるや、「本家」イヴォークの約1/4程度。
現在、こうした状況について、「本家」を製作するランドローバー社は、訴訟も辞さない構えを見せているが、この手のパクリ問題については、中国で訴えても勝ち目がないというのが実情。中国企業による悪質なパクリが後を絶たず、世界的にも問題となっているだけに、今後、ランドローバー社がどのような対応を見せるのか、気になるところだ。
文・今岡憲広
【参照リンク】
・http://www.theweek.co.uk/business/61500/landwind-x7-14000-range-rover-copy-sparks-official-protest
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