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現在、空前の大ヒットゲームとなっている「艦これ」こと、「艦隊これくしょん」を完全にパクった中国企業が、「艦娘国服」という別タイトルにて発表・運営し物議を醸した件について、その後、このゲームを運営する中国企業側が、「『艦これ』が我々をパクっている!」というトンデモ主張を行っていることが判明、さらなる物議を醸している。



今回、問題となっているのは、『艦娘國服』というゲームのサービスを提供している中国企業・北京龍珠数嗎科技で、公式の声明として、(1)日本で「艦隊これくしょん」というゲームがあるらしい、(2)同ゲームは我が社の『艦娘国服』の内容を全力でパクっている、(3)納得がいかないので抗議する、としているもの。

この件に関して、日本のゲームファンからは、「これはあかんやつやw」「おいおいおいw」「これはもうダメだなw」「もはや盗人猛々しいとかいうレベルちゃうわな」「もうわかんねえやw」「つかURLも「kancolle」になってるじゃんね?w」と、怒りを通り越してもはや呆れるしかないといった声が相次いでいる。

とはいえ、中国を舞台としたこの手の「パクリビジネス」は、これまでも数多く発生しており、そうしたケースにおいては、たとえ被害者側の海外企業が抗議を行ったとしても、何ら改善されることはなく、むしろ、今回のように「ありえない逆ギレ」に終始し、そのままズルズルと長期化した上に、うやむやにされてしまいがち。とはいえ、各国の企業にとっては決して看過できない問題であるだけに、今後はより大規模かつ本格的な対策が求められそうな気配だ。

文・山田浩一

■参照リンク
「艦隊これくしょん~艦これ~」 DMMオンラインゲーム公式ページ
http://www.dmm.com/netgame/feature/kancolle.html

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