今年1年、なにかにつけてバッシングの声ばかりが目立った感の否めないマクドナルドが、先頃、同社の人気商品の1つ、マックフライポテトについて、当面の間、Sサイズのみの提供となることを発表。それを受けて、ネット上では早くも強烈な批判が相次いでいる。
今回の措置は今年10月下旬から米国西海岸で発生している港湾労使交渉の難航・長期化により、原材料となるポテトの確保が難しい状況になっていることを受けてのものとみられ、同社では、この状況を打開するべく、急遽、東海岸経由から空輸と船便で都合2600トン以上もの輸入を行ったとされているが、それでも国内で消費されるポテトの量には達しておらず、極めて厳しい状況である模様だ。
今回発表されたこの措置に伴い、マックポテトの単品での提供はSサイズのみとなり、通常Mサイズが提供されているセットメニューにおいても、サイズダウン+値引きという形での提供となるという。
無論、この「ポテトは思う存分食べられない」という状況に、マックファンは思わず激怒。現在、ネット上からは「ポテトがまともに食えないとかwww」「ナゲットもダメでポテトもダメってじゃあ何が大丈夫なんだよ」「バニラシェイクにつけて食うのが楽しみだったのに...」「マックポテトがダメでハッシュポテトが大丈夫とか意味わかんないんだけど」「絶対に許さん。俺は絶対に許さんぞ」と、またもや厳しい批判の声が相次いでいる。
なお、「もう1つ のポテト」として知られるハッシュポテトについては、これまで通り提供されるとのことだが、この点についても、ネット上からは「ハッシュポテトのこれじゃない感といったら」と、あまり好意的には受け止められていない様子。主力の人気商品の提供が制限されるというこのピンチ、果たして同社がどのように乗り切っていくのか、気になるところである。
文・山田浩一
【参照リンク】
・マックフライポテト 販売内容変更についてのお詫びとお知らせ
http://www.mcdonalds.co.jp/news/141215.html
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