先頃、極めて悪質な「ボッタクリ」を行ったとして、ネット上で猛烈な批判の声が相次いでいた、東京・新宿にある居酒屋店()が、その後、こうした批判を受けてか、突然の閉店となっていたことが12月31日、明らかになった。
問題となったのは、新宿にある居酒屋店・風物語新宿店で、ボッタクリの被害に遭ったという一般ユーザーからのtwitter情報などを受け、同店を運営する株式会社海野屋では、去る12月29日、「ボッタクリ」の事実を認め、公式サイト上に謝罪文を掲載していた。しかしその際に「従業員の中には不正な会計処理をしてしまう者がいることを把握できておらず、十分な対策を施しておりませんでした」などと、店ぐるみの行為ではなく、従業員の責任であるかのように説明したことで、さらなる反感を生み、事態は一向に沈静化する気配が感じられなかった。
そして、こうした騒動の末に、問題の起きた店舗が閉店を発表したことで、ネット上からは「はいはい逃亡逃亡w」「どうせ名前変えて復活するんだろ?w」「こういうのは徹底的に取り締まれよ」「もうボッタクリだけじゃないってわかってんだから何をやっても無駄」「警察もさっさと動けよ」「この逃げ足の早さ 慣れすぎだろ」「暴行事件とかあったっていう話もあるのになんで警察動かんかなー」「新年一発目からこいつらを挙げろよ」と、同店の閉店を、事実上の「逃亡」と見なし、今後も徹底的に追求すべきだという声が相次いでいる。
同店に限らず、例年この時期は、全国の繁華街でこうしたボッタクリに関する被害が出ているが、そうした被害の多くは、事実上の泣き寝入りとなってしまうケースが大半。今回の騒動を教訓にして、新年会などを予定している人は、くれぐれもご注意頂きたいところだ。
文・今岡憲広
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