このところ、異物混入騒動が相次いで発生し、大問題へと発展しているマクドナルドについて、昨年12月、同社が販売した商品の中に、2cmほどのプラスチック片が混入し、それを食べた少女が口の中を切るなどの怪我を負っていたことが、7日、新たに明らかとなった。
これは昨年12月19日、福島県郡山市にある・マクドナルド4号線郡山安積店を訪れた親子の娘(5)が、同店で購入した「サンデーチョコレート」を口にした際に、商品の中に混入していたプラスチック片が原因で口の中を負傷。連絡を受けた保健所が調査したところ、問題のプラスチック片は、製造の際に使用した機械の部品の一部であることが判明したのだという。
チキンナゲットに続き、新たにサンデーからも異物が発見されたことで、消費者からは同社に対する呆れ声と批判が殺到。現在、ネット上では「これもうわけわかんねえなw」「歯とかアクセとか意味がわからんわ」「さっさと営業停止してちゃんと調べろよ」「あまりにあり過ぎて逆にリアリティなくなってきた」「こんな状況でもマクドに行くやつの神経がわからん」といった、厳しい指摘が相次いでいる。
また、一部報道では、チキンナゲットや今回のサンデーのほかにも、昨年、アクセサリーの一部と思しき金属片がパンケーキの中から発見されたり、人の歯と思しきものが発見されるという事態が明らかとされたほか、「チーズバーガーの肉が生焼けだった」という告発がtwitter上で行われるなど、まさに「不祥事ラッシュ」といった感の否めないマクドナルド。昨年夏に起きた中国産鶏肉問題の余波が続くなかでの連続不祥事だけに、今後、同社はますます苦しい局面を迎えそうな気配だ。
文・今岡憲広
■参照リンク
マクドナルド公式サイト
http://www.mcdonalds.co.jp/
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