ここ数日、ハンバーガー大手・マクドナルドを舞台にした、異物混入騒動が世間を騒がせているが、そうした中、ワタミグループの宅配弁当「ワタミの宅食」でも、過去に「弁当の中から金属製のネジなどの混入騒動が発生していた」と一部週刊誌が報じ、早くも大騒動へと発展している。
これは週刊文春の1月15日号で、現役社員からの告発という形で明らかとなったもので、この社員が勤務している中四国エリアの営業所では、昨年の10月から11月にかけ、毛髪や金属製のネジなどが混入するという事故が発生。ネジが混入していたケースにおいては、違和感を感じた客が吐き出したことにより発覚したというが、そのまま飲み込んでいたらと考えると、実に恐ろしい話だ。なお、同誌の取材に対し、ワタミ側はこの混入事故を認めた上で、「当該事案は、第三者が意図的に混入したことも可能性の一つとして考えております」としているという。
こうしたワタミでの混入事故と、その後の対応について、報道で事態を知ったネット上のユーザーからは「はい、またワタミきましたw」「今度はネジかよw」「第三者が意図的に混入とかw」「アンドロイドに興味持ってたみたいだし、その部品なんじゃね?」「もう食べ物扱うのやめろよ」「スタッフだけでなく客まで命を奪うブラックさ加減w」と、昨年、いわゆる「ブラック問題」が取り沙汰されたとき以上の、厳しい批判の声が。
現在のところ、マクドナルド以上には取り沙汰されていないこの騒動、対応如何ではまた強烈なバッシングもやむなしといった内容であるだけに、現在、同社の動向に注目が集まっている。
文・葛西敦規
【参照リンク】
わたみの宅食
http://www.watami-takushoku.co.jp/
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