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クリスチアーノ・ロナウドの2年連続受賞が大きな話題となった「FIFAバロンドール2014」の授賞式だが、90歳の日本人サッカーライター、賀川浩さんがFIFA会長賞を受賞し海外でも話題となっている。



1974年西ドイツ大会から昨年のブラジル大会まで10大会連続でワールドカップを取材し続けたという賀川さんは「英語が当時から全く上達していないので授賞式に来ることを躊躇した」というが、若い友人に「ノイアー、ロナウド、メッシに会えるんだから、絶対に行くべき」と背中を押され受賞式への出席を決意したという。

日本でもこの受賞を受けクローズアップされたように、ネット上では賀川さんのことを知らないという人が多数。「あのおじいちゃんは誰?」「ブラッター(会長)のせいでずっと立たされていて気の毒」と言った声も飛んでいたものの、賀川さんがスピーチをし始めると「今日まで彼のことを知らなかったがいい人みたいだね」「英語が上手くないというスピーチやジョークなかなか可愛らしい」「彼をハグしたい」「90歳の人がノイアー、メッシ、ロナウドと会うことに凄く興奮している。素晴らしい」といったコメントが飛び交っていた。

ちなみに、賀川さんに対しては皆「素敵な人」という好感触のコメントを送る一方、なんとなく冷たい印象のブラッター会長の態度に対しては「ブラッターは本当に嫌な奴だな」と終始ブーイングが鳴り止まなかったのもおもしろい。

長年サッカージャーナリズムの最前線で活躍し続けている日本のジャーナリストに、海外のサッカーファンも「素晴らしい仕事をしている。このまま続けて欲しいね」とエールを送っていた。

■参照リンク
http://www.fifa.com/ballon-dor/presidential-award/index.html

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