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【第87回アカデミー賞】米映画サイトが予想、作品賞は『6才のボク』VS.『バードマン』か
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【第87回アカデミー賞】米映画サイトが予想、作品賞は『6才のボク』VS.『バードマン』か

2015-01-15 21:00
    Filed under: カルチャー, 映画

    今年は『6才のボクが、大人になるまで。』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『グランド・ブダペスト・ホテル』『博士と彼女のセオリー』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』あたりが複数の賞を獲得するかもしれない。映画情報サイト<Moviefone>が予想する受賞者/作品は以下のとおり。



    ■作品賞
    アカデミー賞の最重要部門である「作品賞」には5~10作品ほど候補が出てくるだろう。ここ数年は9作品なので、今年も同じかと思われる。
    『6才のボクが、大人になるまで。』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は確実にノミネートされ、おそらく『グランド・ブダペスト・ホテル』もノミネートされるだろう。『博士と彼女のセオリー』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』『Selma』など伝記映画も入ってくるはず。
    大穴だと『アメリカン・スナイパー』。大ヒットした『ゴーン・ガール』や、『イントゥ・ザ・ウッズ』も可能性がある。『ターナー、光に愛を求めて』のマイク・リー監督もアカデミー賞好みだ。そして、インディー作品『Whiplash』『フォックスキャッチャー』のいずれかも入ってくるだろう。

    ■監督賞
    作品賞と同様のラインナップだが、リチャード・リンクレイター監督(『6才のボクが、大人になるまで。』)、アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)が確実にノミネートされるはず。おそらくウエス・アンダーソン監督(『グランド・ブダペスト・ホテル』)も。
    さらにアカデミー賞の常連であるクリント・イーストウッド監督(『アメリカン・スナイパー』)、モルテン・ティルドゥム監督(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』)。大穴は、ベネット・ミラー監督(『フォックスキャッチャー』)、ダミアン・チャゼル監督(『Whiplash』)、ロブ・マーシャル監督(『イントゥ・ザ・ウッズ』)あたりか。

    ■主演男優賞

    人気が再燃しているマイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)に続いて、エディ・レッドメイン(『博士と彼女のセオリー』)、ベネディクト・カンバーバッチ(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』)、デヴィッド・オイェロウォ(『Selma』)。
    そしてレイフ・ファインズ(『グランド・ブダペスト・ホテル』)またはティモシー・スポール(『ターナー、光に愛を求めて』)、さらに喜劇俳優から悪役への転向に成功したスティーヴ・カレル(『フォックスキャッチャー』)もアカデミー賞好みだろう。サプライズ候補でジェイク・ジレンホール(『ナイトクローラー』)もいる。

    ■主演女優賞

    ジュリアン・ムーア(『アリスのままで STILL ALICE』)は確実に、フェリシティ・ジョーンズ(『博士と彼女のセオリー』)、エイミー・アダムス(『ビッグ・アイズ』)もおそらくノミネートされるだろう。リース・ウィザースプーン(『Wild』)も、ロザムンド・パイク(『ゴーン・ガール』)も可能性がある。もしかしたらジェニファー・アニストン(『Cake』)もありえるかも?

    ■助演男優賞

    J・K・シモンズ(『セッション』)は確実にノミネートされ、おそらく受賞するのでは?イーサン・ホーク(『6才のボクが、大人になるまで。』)、エドワード・ノートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、マーク・ラファロ(『フォックスキャッチャー』)、クリストフ・ヴァルツ(『ビッグ・アイズ』)、そして、ロバート・デュバル(『ジャッジ 裁かれる判事』)。84歳ゆえに受賞すれば史上最高齢の受賞者となる。

    ■助演女優賞

    パトリシア・アークエット(『6才のボクが、大人になるまで。』)が最有力候補。エマ・ストーン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)も勢いに乗っている。メリル・ストリープ(『イントゥ・ザ・ウッズ』)は19回目のノミネートとなるだろう。そして、キーラ・ナイトレイ(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』)、ジェシカ・チャステイン(『A Most Violent Year』)も有力。

    ■脚本賞
    『6才のボクが、大人になるまで。』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』がやはり有力。『フォックスキャッチャー』『ターナー、光に愛を求めて』は、原作がない伝記映画なのでノミネートされるだろう。そして『グランド・ブダペスト・ホテル』がほぼ確実に入ってくるはず。

    ■脚色賞
    『博士と彼女のセオリー』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』が有力候補。『ゴーン・ガール』もほぼ確実にノミネートされるだろう。そして『アメリカン・スナイパー』が挑戦的な脚色としてノミネートされるのでは? また『Whiplash』が、あえて脚本賞ではなく脚色賞に含められてくるかもしれない。

    アカデミー賞ノミネート作品は本日21時に発表され、授賞式は2015年2月22日に開催予定だ。

    【参照リンク】
    ・Oscars 2015: Predicting the Nominations
    http://news.moviefone.com/2015/01/13/oscars-2015-predicting-nominations/

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