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Filed under: TV, カルチャー
イスラム国が日本人殺害を予告している事件を配慮し、1月23日深夜に放送予定だったアニメ『暗殺教室』第3話の放送を自粛するとフジテレビが発表、視聴者から「過剰な対応では?」という意見が多数寄せられている。
放送休止を発表したフジテレビの広報部は、この回で怪物を倒すためにナイフを振り回すシーンがあるため「事件の情勢に配慮」し放送を見送ったと説明しているが、「それをやるなら他のアニメも自粛対象になる」や「『暗殺教室』自体、危ない描写が無いのに何故?」という意見が多い。
またこの自主規制を受け「そんなこと言ったらこれから砂漠でバトルシーンばかりのジョジョはどうすんだよ」や「銀魂のコミックの表現の方が自粛対象になりそう」など、他のアニメやコミックの表現などへの波及を懸念する声も少なくない。
海外でもアニメファンが「イスラム国の事件と関連性が薄いのに何故?」「国民一人が危険だと、アニメまで奪われるのか」「放送延期の判断を下したのには驚いたけど、仕方ないかもな。人質になった方のご家族は辛いだろう」などいろんな意見が出ているようだ。
実際人命に関わる問題が連日報道されている非常にデリケートな情勢とはい、「クレームが来る前に自主規制という判断なのかもしれないが、事無かれ的にすべて自粛するテレビ局の姿勢にも疑問がある」とフジテレビが取った措置に対して疑問の声も少なくない。
■参照リンク
TVアニメ『暗殺教室』公式サイト
http://www.ansatsu-anime.com/
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