本年度最高のオープニング成績を記録、クリント・イーストウッド監督作品史上最大のヒットとなった超話題作『アメリカン・スナイパー』。米映画界が絶賛しまくり、アカデミー賞にも6部門でノミネートされている本作本予告映像が解禁となった。
映像では、実在した凄腕スナイパー、クリス・カイルの葛藤、そして、幼い子供にまで銃口を向けなければならない戦争の現実と狂気を描き、心に訴えかける展開が畳みかけるように連続。緊迫の状況下で、最愛の妻と涙をにじませながら電話をするブラッドリー・クーパーの迫真の演技は、観る者の心に鷲掴みにする。
自身の集大成と言っても過言ではない本作について、イーストウッドは、「これまでに戦争を扱った映画も作ったが、このストーリーはクリスの功績と、人生の個人的な側面が、どう交わるかを描いている。戦争がひとりの人物に与えるダメージが明らかになるが、家族全体に与えるプレッシャーも描かれている。私はこのストーリーを語ることが、特に意味深いものだと思ったんだよ」と本作へ込めた想いをコメント。
また主演とプロデューサーを務めるブラッドリー・クーパーは、「これは従軍経験者のほとんどが乗り越えなければならない状況を描いた普遍的なストーリーなんだ。彼らは刻々と変化する緊迫した戦場にいたのに、帰国すると突然"普通の日常"に引き戻される。僕はそこにとても心を動かされた。僕はこれが戦争映画というよりは、人物を検証している映画である点と思っている」と語る。クーパーは映画化に当たって、クリス・カイル本人と直接電話。だがその直後、2013年2月2日、クリスは自身と同じ心の病に悩む元兵士によって射殺され、その短すぎる生涯を終えている。
【本予告】http://youtu.be/4MEpdY_NYJw
舞台は9.11以降のイラク戦争。米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊したクリスが命じられた任務は、「どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること」。その狙撃の精度で多くの仲間を救ったクリスは "レジェンド"の異名を轟かせるのだが...。
『アメリカン・スナイパー』は2月21日(土)丸の内ピカデリー・新宿ピカデリー他全国ロードショー
(C) 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
■参照リンク
『アメリカン・スナイパー』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/americansniper/
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