先日ネットニュースなどでも取り上げられ大きな話題となった沢田研二のライヴでの「暴言事件」。1月20日に開催された「2015 沢田研二 正月LIVE」の社会情勢など持論を語るMC中に「歌って」と叫んだ観客に対して「嫌なら帰れ!」と発言、会場が凍りついたと伝え、この事件を軸に「ライヴで有名曲を全く歌わない」などパフォーマンスの内容なども含めかなり批判的に紹介された。
大きくとり上げられたヤフー!ニュースでも「プロ失格」や「金を払った客に対してけしからん」「本当に今のジュリーは残念」といったコメントが相次いだが、これらのバッシングに対して、あるライブ常連のファンが書いたブログが一部で話題となっている。
一連の報道の反論となるだろう『「沢田研二論」 ~黙っとれ!の窮状~』と題されたこのブログ、筆者は過去に43回もライブに足を運んだ沢田研二の熱狂的なファンだが、彼の見たこの日のコンサートはネットなどで伝えられた内容とは全く違ったもので楽しめたようだ。
何年も繰り返しライブに行くファンにとっては古い曲を殆ど歌わないのは通常通りの沢田のライブで、新曲は近年の曲がファンの間ではライブを通して浸透し盛り上がっていることなど、まだまだ彼が現役のロックアーティストであることなども綴ってある。「TVに出ないと落ちぶれた」と言われがちな日本の音楽シーンの悪い慣習などについての誤解などもコンサート会場に行かないと判らないことは多いと思う。
いずれにしても「情報が正しく伝わらないので文章のキリトリ(抜粋)は簡便して欲しい」との筆者のコメントを尊重しURLリンクを展開したいので全文読んで頂きたい。少なくともこの文章を読めば一連の報道がいかに偏ったものか気づくはずだ。
ネットニュースの普及で一度もライブ会場に足を運んだことの無い人間が、部分的な情報を切り取り悪評や批判を繰り返す風潮に一石を投じる「真のファンの声」といえるだろう。
【参照リンク】
・http://ameblo.jp/kochan12021202/entry-11982508172.html
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