ゲリラアーティストBanskyなどがオープニングタイトルを手がけたことも話題となった人気アニメ『ザ・シンプソンズ』が、今度はなんとピクセルアニメ・バージョンのOPを制作し話題になっている。
https://www.youtube.com/watch?v=FIZ_gDOrzGk
おなじみのOPコールからしてゲームの合成音声風で期待が高まるピクセル・シンプソンズ。続いて、物語の舞台となる街スプリングフィールドと原子力発電所、教室の黒板に反省文(内容に注目!)を書かされた後スケボーで街へ飛び出すバート、原発で働く父ホーマーの例のアレ、スーパーで買い物する母マージと次女マギー、サックスを吹く長女リサ...と、ノーマルバージョンの展開をしっかり踏まえている。
ただし、チップチューン的な音楽をはじめゲーム風の演出が随所に盛り込まれているのがポイント。中でも、家族が居間のソファに集合するラスト以降のシーンは完全なオリジナルで、アーリー90s'テイストあふれる超展開なピクセルアニメの中にマイナーなキャラをチラッと出演させるなど、マニアもニヤリとできる仕上がりだ。ちなみにオリジナルのオープニングはこちら。
気になる作者は、米アニメチャンネル<アダルトスイム>のIDを手がけた同士でもあるポール・ロバートソン氏とイヴァン・ディクソン氏。両者ともピクセル/ドット絵のアニメを得意とするアーティストだが、特に横スクロールアクションゲーム的な作風が持ち味のポール氏は、コミック映画『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』のゲーム化作品『スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド: ザ・ゲーム』のグラフィックを手がけていることで有名だ。
https://www.youtube.com/watch?v=yAY4vNJd7A8
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