宇宙、そこは最後のフロンティア......永きにわたり双方のファンによる宇宙戦争が続いている『スター・ウォーズ(SW)』と『スター・トレック(スタトレ)』だが、それぞれのシーンをマッシュアップした『スターウォーズVSスタートレック』なるトレーラー映像が登場し、人類を救い銀河に自由を取り戻すレベルだと話題を呼んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=o5S5tBuNJdM
まず、ダース・ベイダーに向かって「フォースに大きな乱れがあるようだ」と警告する暗黒卿シス。続いて"ベイダーに首を絞められる人"として有名な帝国軍のモッティ提督が「このステーションは今や、宇宙一の力を手に入れた」と啖呵を切る。
映像は『スタトレ』に変わり、C・ヘムズワース演じるパパ・カークの姿が。そしてパイク大佐が若きカークに対し「君の父親が船長だったのは12分間だけだったが、800人もの命を救った。お前はそれを超えてみろ」とムチャ振りする。なにやら『SW』と『スタトレ』間で戦いが勃発しそうな雰囲気が充満しているが、エンタープライズ号とTIEファイターが実際に戦っているかのような映像編集が見事なシーンだ。
やがて、次々と帝国軍の攻撃に倒れていく『スタトレ』の面々。苦境にイラ立つカークはスポックらの進言も聞かず「次の"戦闘"なんてないんだ。次に僕らが"集結した"時はすでに手遅れなんだよ!」とゲキを飛ばす。そしてカークはついにシス卿に銃口を向け、「そこをどくんだ」と威嚇するのだった......。
双方のキャストによる激しい銃撃戦が繰り広げられる一方で、「THIS SUMMER(この夏公開)」など、ちゃんと予告編風のテロップまでよくできているこの動画。最後は『スター・トレック イントゥ・ダークネス』からB・カンバーバッチ演じるジョン"カーン"ハリソンが登場し、「さあ、(復讐を)始めようか」と、まるで仲間になったかのような非常に燃えるセリフで終わる。ちなみに反乱同盟軍のシーンはビタイチ出てきません!動画の最後には『SW』対マーベルという、これまた夢のコラボ動画の案内も。
他にも、カークが氷の惑星ホスでAT-ATと対峙しているかのような編集や、チラリと映るジャンゴ・フェットなど、楽しいシーンが満載。現実には『スター・ウォーズ』と『スター・トレック』が相容れないのは仕方のないことだが、ネット上でも「これは素晴らしいアイデアだ。だが、銀河帝国はスターフリートを壊滅させるだろう」「勝つのはどっちなのだろう?」「間違いなく『SW』だね」「共演した映画の実現求む!」などなど、SWファンとトレッキーの双方から好き放題なコメントが寄せられている。
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