2016年5月6日に公開予定の『バットマン v スーパーマン:ドーン・オブ・ジャスティス』に向けて情報が小出しにされつつあるが、過去の歴代バットマンを振り返る動画が話題を呼んでいる。
http://vimeo.com/119087147
The Evolution of Batman in Cinema from Jacob T. Swinney on Vimeo.
1939年発行のコミックで初登場し、1943年に初の映画化、1966年にはTVドラマやアニメシリーズが始まったバットマン。その後、我々の記憶にも新しい1989年のティム・バートン監督による映画化で生まれ変わったバットマン=ブルース・ウェインは、やがて歴史的傑作『ダークナイト』として新たなヒーロー象を完成させる。
そんな歴史的ヒーローの最新作『バットマン v スーパーマン: ドーン・オブ・ジャスティス』は、DCコミックの先輩でもあるスーパーマン映画の最新作に、最近ゴーンガールされたベン・アフレック演じる新バットマンが参戦するという設定だ。同作が公開する2016年には喜寿(77歳)を迎えるわけだが、このたび<Vimeo>に投稿された「The Evolution of Batman in Cinema」なる11分弱の動画で、これまで散々ひどい目に遭ってきたバットマンの歩みを振り返ってみよう。
アダム・ウェストによるコメディタッチのTVバットマン、シリアスなヒーロー映画ブームのきっかけとなったバートン版バットマン2作(主演のマイケル・キートンは4月に日本公開される『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で哀しき元ヒーロー俳優を演じている)、アニメ映画『マスク・オブ・ファンタズム(マスクの怪人)』、そして再びコメディ路線に戻してしまった『フォーエバー』と『Mr.フリーズの逆襲』をなかったことにし、シリアス路線でリブートされた『ビギンズ』から『ダークナイト』『ライジング』まで、とてもテンポよく編集している。
コスチュームはもちろん、バットマンの象徴となっているバットモービルやガジェット類、コウモリロゴの変遷、さらにテーマ曲まで、思わず過去作をすべて観返してみたくなるバットマン愛あふれる動画だ。なお、エンドクレジット後には昨年予想外の大ヒットとなった"あの作品"もチラッと登場するのでお見逃しなく!
【参照リンク】
・The Evolution of Batman in Cinema
http://vimeo.com/119087147
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