3月4日に解禁された「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」予告編第3弾です!そのブレイクダウン解説です!
【動画】http://youtu.be/JAUoeqvedMo
・11秒目あたりから
スカーレット・ウィッチとクイックシルバーが洋館 城らしき大広間に踏み入ると王のように座っているウルトロン。つまりウルトロンとこの2人は最初は仲間?
後述の1分21秒目、1分33秒目あたりから のシーンにもご注目ください。
なお、ここでウルトロンのセリフがつづきますね。「自分は世界平和のために作られた。その実現のためには、人々の希望(=つまりアベンジャーズ)を奪うことが必要だ」みたいなこと言っているみたいです。
・19秒目あたりから
新クインジェットですね!今までのクインジェットは、前作「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」でヘリキャリアーと共に壊されてしまいましたから。
・21秒目あたりから
お店の中にいる女性。目立ってますが、特に意味があるキャラではないかと思います。
ただ前作「アベンジャーズ」でも、あるカフェの女性店員がやたらフィーチャーされていて、彼女はキャプテン・アメリカに助けられ、キャプテンを称えるコメントをテレビのインタビューに答える、という風に使われていたので、今回もそういう役割の人なのかもしれません。
・27秒目あたりから
プラグらしきものを抜くウルトロン。エネルギーがチャージされたか、人工知能がインストールされたか・・・とにかくウルトロンが次のステージに起動(機動)したことを印象付けますね。
・40秒目あたりから
アベンジャーズ・タワーです!!前作の崩壊したスターク・タワーが、アベンジャーズ・タワーに!シールド&ヘリキャリアー無きあと、ここがアベンジャーズたちの集結場です!
・41秒目あたりから そして52秒目あたりから
トニーとバナーの会話です。「アベンジャーズ」の時から、そして「アイアンマン3」のおまけシーンからもわかるように、トニーはバナーをすごく信頼し、いろいろなことを相談しているようです。この2人の会話から、AI(=人工知能)に制御されたアーマーを世界の治安維持のために配置する<ウルトロン・プログラム>の存在が明らかになります。
しかし、それは失敗し、結果、邪悪なウルトロンが生まれてしまった・・・と。ここで注目したいのは、<ウルトロン・プログラム>がトニーの発案なのか、もともとあった<ウルトロン・プログラム>をトニーが再開したのか?ということなのです。この予告だけではわかりませんが、僕は恐らく後者だと思います。
じゃあもともと<ウルトロン・プログラム>にたずさわっていたのは誰か?恐らく、原作の設定どうり、かってシールドに属していた初代アントマンことハンク・ピム博士で、次の映画「アントマン」でマイケル・ダグラスが演じるキャラ。こういう風に「アントマン」とつながるのだと思います。なおここでトニーはなぜか、ブルース・リーのTシャツ着ている。
・58秒目あたりから
ここはキャプテン・アメリカが、自動車を救おうとするが失敗しているかのような印象を与えます。もしこれが"失敗"だとするならば、マーベル映画の中で、明らかに一般市民が犠牲になった=ヒーローが救えなかった、、という衝撃的なシーンになります。その後、キャプテン・アメリカことスティーブとアイアンマンことトニーが口論している。市民の犠牲、ヒーロー同士の対立・・これって映画「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」の布石
ではないでしょうか?
・1分目あたりから
ブラック・ウィドウとバナーがいい雰囲気に!?ブラック・ウィドウとハルクが手を合わせ=心が通じ合うようなシーンが前の予告編にはありました。実は、彼女はバナー好き?
そういえば「アベンジャーズ」でも、バナーを勧誘したのは彼女でしたからね。
・1分6秒目あたりから
えええ?これウルヴァリンの爪?って感じですが(笑)そうではないでしょう。この映画に登場する予定の、アンディ・サーキス演じる悪役クロウは片手が特殊な義手なので、クロウかとも思ったのですが、クロウの義手は右手なので違いますね。もしかするとブラック・パンサーの爪につながるなにか?かもしれませんが、予告のつながりだとホークアイの道具なのかもしれません。
・1分07秒目あたりから
思わず「アベンジャーズ アッセンブル!(アベンジャーズ集結せり!)」と叫びたくなる神級に燃えるシーンです!!このシーンが大画面で観られるだけで料金の元は、とった感じ!かっこよすぎます!!!!!!!!キラーショットです!
・1分11秒目あたりから
新クインジェットから、バイクで飛び出すブラック・ウィドウ!これが噂の、ハーレイの電動バイクです!
・1分14秒目あたりから
僕はこのシーン、結構重要だと思うのですが、トニーがロキのあの杖らしきものを手にいれますよね。「キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー」のエンド・クレジットのおまけシーンで、この杖とスカーレット・ウィッチとクイックシルバーの能力覚醒になんらかの相関関係がありそうなことが示唆されています。
つまりこれをトニーが持つことで、スカーレット・ウィッチとクイックシルバーはアベンジャーズ側に?それともトニーがインフィニティ・ストーン(ジェム)を手に入れたから、これが次のアベンジャーズ映画「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」につながる??
・1分21秒目あたりから
アベンジャーズと対峙するウルトロン・・・そしてその背後にスカーレット・ウィッチとクイックシルバー。やはり2人は、ウルトロン側についている?
・1分29秒目あたりから
キャプテン・アメリカが盾を投げる。ウルトロンの体に食い込みます。原作だとウルトロンの体は、ウルヴァリンの爪と同じアダマンチウムで出来ています。しかし、この設定は、映画では使えない、使わないでしょう。それをファンに宣言するかのようなシーンです(笑)
ヴィヴラニウム製のキャプテン・アメリカの盾で傷つくなら、ウルトロンのボディは普通の金属かヴィヴラニウム製ですね。
・1分33秒目あたりから
ウルトロンのそばにいる、スカーレット・ウィッチとクイックシルバー。やはり2人は、ウルトロン側についている?そしてウルトロンが、この2人に、アベンジャーズの中で内紛をおこせ、みたいなことを命じている。
・1分35秒目あたりから
ハルク VS ハルクバスターの大バトルです!ビルの壁面をぶっ壊しての大バトル!
これは「アベンジャーズ」で、ハルクがビルの壁面をぶっ壊しながらアイアンマンを救ったシーンをイメージして、あえてその逆のことをやらせています!こういう所ジョス・ウェドン監督、さすが!!
・1分38秒目あたりから
ブラック・ウィドウにスカーレット・ウィッチが、赤いマジカル・パワーをかけ、ウィドウの目が赤くなり、洗脳されているようです。前作「アベンジャーズ」では、ホークアイが洗脳されましたが今度は彼女!また前の「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」予告編では暴走するハルクの目がやはり赤かったので、ハルクもスカーレット・ウィッチに操られていた?
・1分40秒目あたりから
高速移動でキャプテン・アメリカにパンチするクイックシルバー!そうアベンジャーズと彼らは、やはり最初は敵同士なのです!
・1分42秒目あたりから
トニーに怒るマイティ・ソー!クリス・ヘムズワースがインタビューで、ソーVSアイアンマンのすごい戦闘シーンがあると言っていたのでその布石? やはりウルトロンを動かしたのがトニーなので、それで怒っている??
・1分45秒目あたりから
ソーが「もっとかかってきやがれ!」と言って、ウルトロンが「よかろう」ってなノリでウルトロン軍団をけしかけ、キャプテンが「(ソーに)やれやれお前のせいだぞ」とぼやく・・・というユニークなシーンです。このくだり、僕は好きです。そして壮絶なバトルへ!
このとき、俯瞰の映像で、少なくともスカーレット・ウィッチはアベンジャーズ側にいることがわかります。
・2分2秒目あたりから
お待たせしました!ビジョンです!!機械というより人間っぽいですね!このタイミングでもビジョンのお披露目はこのぐらい、、、すごいこと隠しているのでしょうか?
いかがでしょうか?
僕の予想・解釈も入っているので確かなことは言えませんが、「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」は全米公開5月1日!あと2ケ月足らずで、いよいよその全貌が明らかになります!
テキスト/文・杉山すぴ豊
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