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NBAのヒゲ番長、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンが絶好調だ。チームの要だったドワイト・ハワードの欠場を一切感じさせないハーデンのスーパープレーを、昨年から振り返ってみよう。

昨年11月のクリッパーズ戦では、人相の悪い刺青野郎マット・バーンズをキレのあるクロスオーバーで翻弄。左利き選手の"やりづらさ"もしっかり武器にしている。

https://www.youtube.com/watch?v=oSzuMcOMaGA


先月のティンバーウルブズ戦でもキレッキレのクロスオーバーでリッキー・ルビオを子ども扱いし、サラリとスリーポイントをゲット。この脅威的な身のこなしには会場のオーディエンスも総立ちで盛り上がっていた。

https://www.youtube.com/watch?v=oA3OYmI9uqM


そして今月6日に行なわれたピストンズ戦では、相手DFを引きつけておいてトリッキーなパスを出したかと思えば自らドリブルで敵陣に切り込み、難しい体勢からスリーポイントを決め...と、NBAの屈指のオールラウンダーぶりを披露。今季3度目となるトリプル・ダブル(38得点・12リバウンド・12アシスト)を達成している。

https://www.youtube.com/watch?v=kes-0Y8Nb6E


ロケッツで1シーズンに3度のトリプルダブルをマークした選手は、 1996-97シーズンのクライド・ドレクスラー以来とのこと。ちなみにこんなルックスと渋いプレースタイルなのでベテラン選手かと思われがちだが、まだ25歳という若さにも驚きだ。このまま好調をキープすればリーグMVPも夢じゃない。

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