映画『思い出のマーニー』や『借りぐらしのアリエッティ』などの監督で知られる米林宏昌監督が3月12日のトークイベントでスタジオジブリを昨年末に退社したことを明かしたことが、海外でも大きな反響を呼んでいる。
スタジオジブリの最年少の米林監督のが退職という情報は海外にもすぐに伝わり「残念。アリエッティはいい映画だと思ったし、マーニーも楽しみだったからね」「ポニョみたいな映画作りたいのならジブリを辞めるべきではないのでは?」や「これはリストラの一環なのかな」「彼はまだジブリで働きたかったんじゃないのか?」など昨年夏に一部で報道されたアニメーターの大量解雇の影響では?との推測や「宮崎駿によって成り立っている会社だというものあるだろう」といった意見なども寄せられた。
また一番若い監督が41歳の米林氏だったことに触れ「彼が最年少というのは結構やばくないか?」「教養や経験を考えるとその位の年齢でもおかしくないだろう、ただジブリはかなり伝統的な制作会社だということもあると思う」
一方で「エンターテイメントの業界で会社から人が離れるのは日常茶飯事だと思うよ。フリーランスだったり、また必要であれば正規雇用で戻ることもあるだろう」「また戻ってくるんじゃないだろうか」など、米林監督がジブリを退社したからジブリで作品を作らない訳ではないだろうと言ったコメントもみられた。
海外のジブリ作品のファンは「売れそうな良い物じゃなくて、彼らが作りたい物を作って欲しい」という一方で米林監督には「彼の作品が好きだから今後の幸運を祈っているよ。長編映画を作れるスタジオが彼を見つけてくれるといいよな」と言った応援の言葉も寄せられている。
https://youtu.be/lO79qkKDUNY
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