昨年は中国産鶏肉の問題や異物混入事件など、なにかにつけてネガティブな事象が相次ぎ、その後も、そうした事態を受けて、長らく売上が低迷し続けているマクドナルド。そんな危機的な状況が続く同社が、最近になって投入したテレビCMが、またもや多くの消費者からの不興を買い、はからずも注目を集めている。
https://youtu.be/YBWPWnyR0IQ
これは同社が3月31日から期間限定で販売している『てりたま』および『チキンてりたま瀬戸内レモンソース』を紹介するテレビCM『てりたま「スマイル」篇』で、この中で、同社は消費者役のキャストたちが同バーガーを実食するシーンをふんだんに盛り込んでいるが、彼らはこぞって口のまわりをソースや卵液まみれにし、それを指でぬぐっては舐めるという、お世辞にも品が良いとは言えぬ姿を披露。そのため、これを観たネット上の人々からは、やはりというか「うわぁ...きったねえ」「CMの中ですら美味そうに見えないとはww」「気にしすぎかと思ったらマジで汚かった」「このべとべとが許されるのは4歳まで」「うわっ、何やこれ 基本擁護に回る俺もダメだったわ、あかんやろ」「CMの中くらい綺麗に食えよ」「実際にテレビで見たらほんとに汚かったww」「音消してみ。もはやホラー的な不気味さがかもし出されてることに気づくから」といったツッコミの声が巻き起こっている。
昨年の不祥事ラッシュが巻き起こるよりも前から、ネット上ではなにかにつけて批判の対象となることも目立ったマクドナルド。しかも、そうした逆風に抗いつつ繰り出す対抗策が相次いで批判を浴びる中、今後、この逆風を追い風に変えることができるのか、実に気になるところだ。
文・今 岡憲広
■参照リンク
マクドナルド 公式サイト
http://www.mcdonalds.co.jp/
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