アニメ「ちびまる子ちゃん」の4月5日(日)に放送された内容が感動回になっており、ネット上では絶賛の声が広がっている。
今回スポットが当たったのは、まる子の心の友であるおじいちゃん(友蔵)ではなく、おばあちゃん(こたけ)。まる子のおばあちゃんと言えば、家族団らんのシーンでは必ず登場するが、話しているシーンも少なく、いつも笑顔で家族を見守っている守り神のような存在だ。
今回のタイトルは「おばあちゃんの誕生日」。この珍しい回に、ネット上では「こたけ回きたあああああああ 」の歓喜の声が。タイトル通り、おばあちゃんの誕生日についての話だが、怠け者のまる子はすっかり誕生日を忘れる始末。そんな時は「あの手しかない、、」といつもの便利な「肩たたき券」を作ろうとするのだが、文房具を借りにおじいちゃんとおばあちゃんの部屋に訪れたまる子は、ふと引き出しに入ってあるお菓子の箱を見つける。
興味本位でその箱を開けると、そこにはおばあちゃんが今まで家族からもらった手紙やプレゼントたちが保管されていたのだ。もちろんその中には、まる子が過去にプレゼントした歴代の「肩たたき券」も入っている。まったく成長を遂げていないまる子だが、おばあちゃんが宝物のように大事に保管しているのを知り、熱い思いが込み上がるのだ。
その後シーンは変わり、家族で何気なくみた夜空の星。いろんな星を空想で繋いで遊んでいるまる子とお姉ちゃんに、おばあちゃんがふと「まる子たちを見ていると楽しいのう。忘れとったことを思い出したり、ただの星がいろんなものに見えたり。なんだか得した気分じゃよ」とぽつり漏らす。そのシーンにネット上では「やべえ、マジで泣けてきた 」「完全に走馬灯」「なに今日このおばあちゃん死ぬの?」などまさかの死亡説まで飛び出した。
その後は怒涛の感動シーンのたたみかけで、父・ひろしが久しぶりにおばあちゃんと夕暮れを散歩するシーンに、歌を歌いながら帰路につく母と少年のシーンを重ねたり、「夕焼け小焼け」の歌を口笛で吹くひろしに、昔のひろし少年と母の回想シーンが重なったりとノスタルジック満載。「やめろよ 泣くわ」「こういうの泣ける」とネットでは涙腺崩壊の声が。
最後は、まることお姉ちゃんが、昔おばあちゃんが教えてくれた遊びを披露、「いつもありがとう。大好きです」と語る2人を優しく抱きしめるおばあちゃん。「今回のなんだよこの回。まる子にいい話なんて」「素晴らしい脚本だったありがとう」「お前らもじーさんばーさん大事にしろよ」「神回」と称賛の声が寄せられている。
■参照リンク
「ちびまる子ちゃん」公式サイト
http://chibimaru.tv/
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