大ヒットSF映画『インターステラー』に登場する人工知能ロボット"TARS"をイチから手作りしてしまった男性がいる。
https://youtu.be/ApoUm5TSQeY
クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』(2014年)は、宇宙を舞台に人類の存続と家族の絆について描いた壮大なSFストーリー。劇中に登場する人工知能ロボット(ノーランいわく有機的機械)"TARS""CASE""KIPP"は、一部のファンから絶大な支持を得ている萌えキャラだ。
このTARSのレプリカを製作する過程を撮影した動画「TARSplay」は実に興味深い。木材と金具を使って型を組み立てて、表面をシルバーのパネルでコーティングし、"TARS"とスプレーでペイント。さらに、レプリカ内部にコンピューターの情報を映し出すためのiPadを2台搭載し、前方の視界を確保できるカメラ/モニターシステムや、他人と話すことができる音声システムも装備しているというから恐れ入る。操作する人間が本体の内側を両手で持ち、左右の足を動かすことで歩行が可能だ。
そんなレプリカを約3ヶ月かけて製作したのは、オーカー・ゼリーなる男性。今年3月にシアトルで開催されたオタクの祭典<エメラルド・シティ・コミコン>でお披露目したそうで、同イベントのコスチュームコンテストでは注目すべき作品に贈られる<One To Watch賞>を受賞したらしい。
2つの長方形が動いているだけなのに、なぜか超絶かわいい手作りTARSはコミコン会場でも大人気だったらしく、オーカー氏は他のイベントでも披露したいと張り切っている様子。後ろから見ると全て丸見えなのは手作りならではご愛嬌だが、SF映画に不可欠な"ロボ萌え"を理解しているファンたちは、
「超カッコいい!」
「素晴らしい出来栄えだ!」
「完璧なコスプレ!」
「超カワイイ!」
と大いに盛り上がっている。次回は縦に3~4分割できる、さらにリアルなTARSを制作していただきたいものだ。『インターステラー』はブルーレイ&DVDが好評発売中。
https://youtu.be/cclDeJuajgo
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