元インテルのサネッティが発起人となった、唐辛子を食べて飢餓に苦しむ人々へ寄付しようという"プピ・チャレンジ"なる試みに、「新たなブーム到来か?」と注目が集まっている。
https://youtu.be/WJeWYw5d_yY
ハビエル・サネッティ(41)といえば、長友佑都選手も所属するイタリア・セリエAの名門<FCインテル・ミラノ>で長らくキャプテンを務め、計800試合以上の出場記録を持つ伝説の選手。母国アルゼンチンを出てからは19年間インテル一筋という、まさにサッカー選手の鏡のような存在だ(※昨年現役引退)。
そんな彼がチャリティー目的で新たなチャレンジ、その名も「プピ・チャレンジ」を始めたという。"プピ"はサネッティの愛称としておなじみの名前だが、このチャレンジは「アイス・バケツ・チャレンジ」と同様、シンプルなアクションのリレーを募る仕組み。ただしチャレンジの内容がユニークで、なんと激辛の唐辛子1本をまるごとかじることによって、飢餓に苦しむ人々に1.50ポンド(約260円)を寄付するというものだ。
具体的には、サネッティが設立した<プピ・ファウンデーション>に現金を寄付し、唐辛子1本を食べている動画を公開し、次にチャレンジする4人を指名すればよいとのこと。言い出しっぺのサネッティは動画内で、青唐辛子を頬張った直後に「ぅわあーーーーー!!!」と絶叫している。
チャレンジを終えたサネッティはライバルチーム、ユヴェントスFCの守護神ジャンルイジ・ブッフォン(37)と、元FCバルセロナの主将カルレス・プジョル(37)という、現役時代の盟友たちを指名。ブッフォンは豪快に赤唐辛子をかじる動画を披露したが、目を見開いて固まっている。なお、ブッフォンはチームメイトのアンドレア・ピルロ(35)らを指名。人気スター選手の名前が続々と並ぶ「プピ・チャレンジ」は、すでにイタリアではかなり有名になっているようだ。
唐辛子を食べる動画はネット上で数年前から流行っていただけに新鮮味には欠けるかもしれないが、サッカーファンにとってはアイスバケツ・チャレンジ以上のブームとなる可能性を秘めた新たなチャレンジ企画に期待したい。
【参照リンク】
・http://www.dailyrecord.co.uk/news/weird-news/could-you-handle-pupi-challenge-5498499
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